6月25日、東大の藤井輝夫総長が、国立大学協会の会長に選出された。任期は2年だが、藤井総長は東大総長の任期満了に合わせて、2027年3月まで会長を務める見通しだ。
協会のサイトには藤井総長のコメントが掲載された。多様な頭脳の導入や研究力強化、地方創生などを通じ、「知の拠点」たる国立大学が社会の発展と国民の幸福を支える覚悟を示した。
国立大学協会は新制国立大学間の相互連携のため、1950年に設立された組織。発足時の会長は東大の南原繁・元総長で、南原以降の東大総長は、五神真・前総長を除く全員が協会の会長に就任した経験がある。