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2021年6月28日

東大を動かすメディア・ハブコミュニティを目指して 東京大学新聞社新旧理事長あいさつ

宍戸常寿前理事長(左)・川出良枝新理事長(右)

 

 公益財団法人東京大学新聞社は 2021年6月18日に実施した理事会で、川出良枝(東大大学院法学政治学研究科教授) の理事長就任および宍戸常寿(東大大学院法学政治学研究科教授)の理事長退任・編集諮問委員就任を決議いたしました。  

 

 今後とも変わらぬご愛顧を、よろしくお願い申し上げます。

 

新理事長挨拶

公益財団法人東京大学新聞社理事長

川出良枝(東京大学大学院法学政治学研究科教授)

 

 2021年6月より、公益財団法人東京大学新聞社の理事長をお引き受けすることになりました。どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 「東京大学新聞」はその前身である「帝国大学新聞」が創刊された1920年(大正9年)以来、激動の歴史を経て、今日に至ります。

 

 去る2020年に迎えた創刊100周年をひとつのきっかけとし、東京大学新聞は、目下、新しい「新聞」の可能性を拓くため、挑戦中です。2021年4月から、今まで週刊で発行していた紙媒体の新聞を月刊タブロイド化し、ウェブメディア「東大新聞オンライン」を中核に据えた発信形態へと移行しつつあります。合わせて、書籍の刊行、イベントの主催など、多様な活動も展開中です。精鋭の集う編集部がめざす目標は、東大を動かすメディアとなること、また、東大を構成するすべての人々の交流の拠点、すなわちハブコミュニティとなることです。デジタル化、グローバル化の大波を受けて、既存のメディアの立ち位置が大きく変わりつつある現在、長い伝統をもつ大学新聞が、その良き精神と貴重な経験を着実に継承しつつも、旧弊にとらわれず、試行錯誤を重ねているのが現状です。

 

 東京大学新聞の大きな特徴として、公益財団法人という組織形態をとっていることも挙げられます。東京大学の学生・院生を活動の主体とし、東京大学に本拠を置きつつも、大学からは独立した事業体であるという点をわれわれは誇りに思っています。自由で良質な言論、正確で公正な報道は、自立した組織と安定した財政基盤の上ではじめて成り立つものと言えましょう。東京大学新聞の発展は、まさに読者と社会の温かなご支援によって支えられています。皆様の信頼と期待に応えるべく、今後ともより一層の努力を傾注する所存です。

 

 ニュースや知識や面白い話題、社会が直面する問題への意見や感想を世に広く伝えたいという欲求は、あらゆる時代、あらゆる地域に共通するものではないでしょうか。伝達手段の進歩や変化が、定期刊行物としての新聞・雑誌の物理的形態を変えることはあっても、知識の正確な伝達と活発な意見交換が自由で民主的な社会の支柱であることにはいささかも揺るぎはありません。東京大学新聞は、今後ともプレスが担ってきた重要な使命に絶えず立ち返りつつ、果敢なチャレンジを続けて参ります。皆様のこれまでにも増したご参加とご協力をよろしくお願い申し上げます。

 

旧理事長挨拶

公益財団法人東京大学新聞社編集諮問委員、前理事長

宍戸常寿 (東京大学大学院法学政治学研究科教授)

 

 2021年5月をもって、2期4年務めさせていただいた、公益財団法人東京 大学新聞社理事長を退任いたしました。東京大学新聞を購読されたり、東大新聞オンラインを閲覧されたりしている読者の方々、そして東大新聞の活動を支 援いただいているすべての皆様に、心より御礼を申し上げます。 振り返ってみますと、東京大学も、ジャーナリズムのあり方も、大きな変化があった4年間でした。東京大学新聞社は創刊100周年を迎えたとともに、 紙面の月刊化そしてデジタルに、大きく舵を切りました。編集部、業務部そして役員の間でその都度、真剣な議論を重ねてきたつもりです。私は経営に責任を負う立場から解かれましたが、東京大学新聞の新しい姿を 創っていくプロセスに、編集諮問委員として引き続き関わっていきたいと考え ております。最後になりますが、改めて皆様のご健勝をお祈りしますとともに、川出新理事長の下での東京大学新聞社へ、より一層のご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。

                         

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