
水泳部競泳陣に所属する松本恭太郎(工・4年)が9月5日、第101回日本学生選手権水泳競技大会(インカレ)100m平泳ぎで、2位に入賞した。
松本は午前に行われた予選最終組に登場すると、自己ベストとなる1’00”58で全体3位。好記録を叩き出し、午後の決勝に駒を進める。
迎えた決勝、第3レーンで出場した松本は序盤から積極的なレース展開を見せる。50mの折り返しタイム28”20は1位。わずかながらのリードで後半へ。予選全体1位の大蔵礼生(近畿大)の流石の追い上げにはもう一歩及ばなかったものの、自身の持つ東大記録をさらに更新する1’00”29を記録。大舞台での勝負強さを見せつけ、見事2位で表彰台に登った。
松本は7日の200m平泳ぎにも出場。午前の予選最終組を2’12”39の好記録で全体8位で泳ぎ切ると、9位と0”35差でなんとか決勝に滑り込む。
予選通過の8人のタイムが1位から松本まで1秒差で伯仲する決勝は第8レーン。予選の結果通りの激戦を繰り広げる。最初の50mを29”05と、5位で折り返すと、120m付近で前に出るレース展開。最後までデッドーヒートを繰り広げ、結果は自身の持つ東大記録を1秒以上更新する2’10”79。1位の吉田悠真(明治大)と0.37秒差で4位に入賞した。
【記事修正】2025年9月7日21時35分 「1位の吉田悠真(明治大)と0.19秒差で4位に入賞した。」とありましたが、正しい0.37秒差に修正しました。