SPORTS 2017年11月5日

アメフト 国士舘大に敗れ今季初黒星 「力負け」で大量53失点

 アメリカンフットボール部(関東学生1部リーグ)は11月4日、リーグ戦第5戦を国士舘大学と戦い、24─53で今季リーグ戦初黒星を喫した。東大は序盤こそ一進一退の攻防を見せるが、第2クオーター(Q)終盤以降は相手の正確なパスと力強いランに何度もビッグゲインを許し、大差をつけられた。第6戦は11月19日午後1時半から、富士通スタジアム川崎で駒澤大学と戦う。

 

東  大|14307|24

国士館大|1413719|53

 

 開幕4連勝と勢いに乗る東大は、国士舘大の最初の攻撃を1ヤードしか進ませずにパントキックに追い込む。すると続く攻撃でクオーターバック(QB)の伊藤宏一郎選手(文Ⅲ・2年)が自ら走り込んでタッチダウン(TD)。幸先よく先制したが、その後は互いに点を取り合う展開に。東大は樋山大郎選手(理Ⅱ・2年)が35ヤードを走り切ってTDを挙げるなどラン中心に攻めるが、相手もパスとランを織り交ぜて反撃し、第2Q終盤まで17─17と両者一歩も譲らない展開となる。

 

自ら走り込み、最後は倒れ込みながら先制TDを決める伊藤選手(#14) (撮影・小田泰成)
同点に追いつかれた直後、樋山選手(#32)のTDで再び点差を広げる(撮影・小田泰成)

 

 しかし第2Q残り2分、パスが来ると読んでいた東大は裏をかかれ、相手QBに57ヤードの独走TDを許す。さらに前半残り0秒にフィールドゴールで失点し、流れは相手に傾く。

 

第2Q終盤、国士舘大に勝ち越しのTDを許す(撮影・小田泰成)

 

 反撃したい東大だが、伊藤選手のパスは安定せず、多くのプレーでランを選択するも読まれて止められてしまう。すると第3Q、4thダウンギャンブルを阻止された直後、相手ランニングバックに55ヤードを走られ、17─34と突き放される。その後も相手の正確なパスと力強いランを止められない。試合終了間際にも30ヤードのパスでTDを決められ、リーグ戦では13年秋の法政大学戦以来となる50点以上の失点を喫して大敗した。東大が50点以上失点したのは、2014年に1部リーグが、上位のTOP8と東大が所属するBIG8に再編されて以来、リーグ戦では初めて。

 

(文・児玉祐基)

 

◇森清之ヘッドコーチの話

──今日の試合結果をどのように受け止めますか

 僕らの力が及ばなかった。今日は完敗。力負け。

 

──53失点を喫しました。DFにどのような課題があるのでしょうか

 DFは主力を欠いたこともあって、力不足の部分が出た。タックルが悪い、スピードがない、ミスが多い……。やれることをやって(次戦までに)立て直すしかない。

 

──何か光明は感じられましたか

 フィジカルやスキルといった部分は、短期間で大幅に伸びるものではない。今日光明が見えたからといって次戦以降に希望が持てるわけではない。一試合一試合準備をするしかない。今日出た課題や次戦の相手を分析し、つぶせる欠点はつぶしておく。

 

──次戦への意気込みをお願いします

 一つも負けられない戦いが続く。今までと同じで、一戦必勝の気持ちで臨む。しっかり相手を分析して、今まで蓄えた力を全て出す。

 

◇遠藤翔主将の話

──今日の試合結果をどのように受け止めますか

 大差がついた。完敗だと思う。

 

──ご自身は力を出せたとお感じですか

 力を出し切った上で負けたので、言い訳はない。

 

──あと2戦、どのように戦っていきますか

 後がない戦いが続くが、幸いにしてまだチャレンジマッチに挑戦できるチャンスが残っている。あと二つ勝てばチャレンジマッチに行ける。一つ一つ勝って、チャレンジマッチに挑戦する、というところはぶらさずにやっていく。

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