SPORTS 2016年11月24日

東京六大学選抜vsヤクルト 東大から3人が出場 三木投手が1回ピシャリ

七回に登板し、1イニングを三者凡退に抑える好投を見せた三木投手=5日、神宮球場で(撮影・矢野祐佳)
七回に登板し、1イニングを三者凡退に抑える好投を見せた三木投手=5日、神宮球場で(撮影・矢野祐佳)

 

 今年で創建90周年を迎えた明治神宮外苑の記念事業として5日、東京六大学選抜チームとプロ野球・東京ヤクルトスワローズの奉納試合が行われ、東大からは下雅意拓哉選手(農・4年)、三木豪投手(農・4年)、田口耕蔵選手(育・3年)が出場した。試合はヤクルトが12―1で大勝した。

 

ヤクルト 0 0 0 6 0 1 0 4 1 | 12
六大学  0 0 0 1 0 0 0 0 0 | 1

 

 下雅意選手は2番中堅で先発出場し、第2打席に一二塁間をゴロで破る右前安打を放ち2打数1安打だった。七回に登板した三木投手は、相手の9番から始まる攻撃を三者凡退に抑え、防御率3・14だったシーズンと同様、安定した投球を大舞台でも見せた。田口選手は九回に代打で登場し三ゴロ。試合はヤクルトが四回に一挙6点を奪うと、その後もドラフト指名の六大学投手陣を打ち込み2桁得点で大勝した。

 

(関根隆朗)

 

◇下雅意選手のコメント

――六大学選抜に選ばれた時はどのように感じましたか

 まさか自分がという感じでした。自分のような選手が出ていいのかなと思いました。

 

――スタメンで出場することはいつ告げられましたか。また、その際はどういった心境でしたか

 前日の夜にマネジャーからLINEが来て知りました。しかし前々から監督が2番でスタメンかも知れないとおっしゃっていたので、やはり来たかという感じでした。

 

――相手の石山投手から安打を放った際はどう思いましたか。また、プロの投手を相手に打席に立ってみての感想はいかがでしたか

 自分らしいしょぼい安打だなと。かなり振り遅れてしまったので。いいところへ飛んでくれたなという感じでした。正直に言うとそんなにすごいとは思いませんでした。六大学の柳裕也投手(明治大学)や加藤拓也投手(慶應義塾大学)の方が上だなと思いました。

 

――他大学の選手とはベンチなどで何か話しましたか

 法政の下級生が、試合があり過ぎてつらいと言っていました(笑)。

 

――4年間の大学野球のキャリアの最後を、奉納試合で迎えたことをどのように感じましたか

 まさかこんな形で終われるとは夢にも思いませんでした。選んでもらえて本当にありがたいと思っています。

 

◇三木投手のコメント

――六大学選抜に選ばれた時の心境はどういったものでしたか

 まさか自分が選ばれるとは思ってもみませんでした。このような舞台でプロ相手に投げられるというのは滅多にないことなので選ばれて本当に光栄に思いました。

 

――1イニングを三者凡退に抑える見事なピッチングでした。プロの選手を相手に投げてみての感想はいかがでしたか

 自分のピッチングをして無失点に抑えるという意気込みで臨みましたが、大観衆の中で最高の形で終わることができて心の底からうれしかったです!

 

――他大学の選手とはベンチなどで何か話されたのでしょうか

 あまり喋ったことのある人がいなかったので初めは緊張していましたが、話しやすい人が多く試合後半では気軽に話せました。バッテリーを組んだ慶大の郡司君も話しやすく良い子でした! あと明大の星(知弥投手)や早大の竹内(諒投手)とも話したりしました。

 

――4年間の大学野球のキャリアの最後を、奉納試合で迎えたことはどのように感じましたか

 普通ならリーグ戦で引退となる中で、運にも恵まれて10年に一度のこの舞台で投げさせていただいたことには本当に感謝の思いです。チームとしては悔しい思いばかりの4年間でしたが、個人としてこのような形で終われて、ここまで野球を続けてきて良かったと思えました!

 

◇田口選手のコメント

 ――六大学選抜に選ばれた時の心境はどういったものでしたか

 興奮しました。

 

――9回はどのような心持ちで、打席に入ったのでしょうか。また、プロの投手を相手に打席に入ってみての感想はいかがでしたか

 何がなんでもチャンスをつくろうと思っていました。スライダーが見たことないほど曲がって感動してしまいました。

 

――他大学の選手とはベンチなどで何か話されたのでしょうか

 バッティング技術やトレーニングについて話をしました。

 

――今回の試合を通じて、来年以降に向けた収穫は何かありましたか

 レベルの高いピッチャーと対戦して、自分の力のなさを実感したので自分ももっと成長しないといけないと思いました。

 


この記事は、2016年11月22日号に掲載した記事を再編集したものです。本紙では、他にもオリジナルの記事を掲載しています。

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