受験

2018年1月8日

【受験生応援2018】センター成功談 アクシデントがあっても引きずらず

 センター試験まであと5日。東大新聞オンラインでは、東大2次試験まで受験生応援連載を展開していきます。今回は、センター試験で思い通りの結果を残すことができた現役東大生の声を紹介します。


 今回はセンター試験で目標点を達成することができた記者が、センター前にどのような時間の使い方をしていたのかをお伝えします。1週間前・2、3日前・センター試験1日目・2日目に分けて紹介します。

 

 センター1週間前からは参考書で新しい知識を詰め込むのではなく、過去問をひたすら解きました。直前期はいかに今持っている力を本番で正確に発揮できるかが大切なので、形式に慣れる練習をした方が効率よく得点につなげることができると思います。

 

 直前の2、3日前には学校で希望者が購入できる予備校作成のセンター試験予想問題パックを買って本番の試験と同じ順番で解きました。本番の時間に合わせて解くのが理想ですが、時間がもったいないので記者は早く解き終わったら時間を繰り上げました。

 

 センターの2日前には当日電車に乗る時間に合わせて試験会場に下見に行きました。人は初めて訪れた場所では緊張してしまうので、下見するだけでも余計な緊張をほぐすことができます。また、電車の乗り換えを確認でき、気分転換にもなるのでおすすめです。

 

 センター1日目は、地理の時間に地理Bを解くべきところを、20分ほど地理Aを解いてしまいましたが、幸いすぐに切り替えることができました。アクシデントがあっても引きずらずに素早く切り替えることが大切です。また、1日目終了後、絶対に解答速報を見て自己採点しないようにしました。やりたくなるとは思いますが、もし失敗したと分かったときに2日目を万全の状態で受けることができなくなるので我慢すべきです。2日目は苦手な数学がありましたが、過去問をやり込み頻出問題を確実に押さえたおかげで大きな失敗もなく終えることができました。

 

 その他に気を付けたこととしては、昼食の内容と休み時間の過ごし方があります。記者は昼食を多く食べると眠くなってしまうので、少量で済むカロリーメイトのような食品を持って行きました。また、休み時間はお手洗いに行く必要がないときでも必ず教室から出てリフレッシュしました。教室は大抵暖房が効いていて空気がよどんでいるので、ずっといると頭が働かなくなります。廊下の冷たい空気に触れるだけでも効果があると思います。

 

 センター試験当日まであと少しですが、受験生の皆さんが実力を発揮できますように。応援しています。

(文Ⅲ・1年)

 

 

【受験生応援2018】

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