COLUMN 2015年6月12日

Theatre MERCURY

今回紹介するのは、駒場で活動する代表的な劇団の1つ、Theatre MERCURY(シアターマーキュリー)。日本女子大学とのインカレで、劇団員は40~50人と駒場でも最大規模。夏・冬2度の本公演など、年4本の公演を行っている。

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駒場の演劇サークルの多くは、公演ごとに作・演出が変更になるため、内容もガラリと変わる。それでも、劇場に足を運んでいると、確かに各劇団の「らしさ」というものを感じることがある。筆者にとって、シアターマーキュリーのユニークな点は、毎回必ず、非常に印象的なワンシーンがあることだ。物語、役者、照明や音響などが、舞台の上でピタリ、と調和して、忘れ難い一場面を作り出す。

今回インタビューに応じてくれたのは、舞台監督の豊田さん。名シーンが生まれてくる秘密についても伺うことが出来た。

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―新歓、夏公演の準備と、忙しい時期だと思いますが、今はどのような活動をされていますか。
新歓活動が一息ついて、夏公演に向けて動き出しています。日程は6月19~21日、『電影機関車』という題で上演します。夏公演は、三年生の引退する最後の舞台であると同時に、一年生も始めて参加する、大人数が関わる舞台になります。ご期待下さい。

―普段の活動について教えていただけますか。
公演期間の一月半くらい前、ちょうど今がその時期なのですが、週に一度、全員参加のスタッフ会議が始まります。役者、舞台、音響、照明……といった、様々なセクションが、お互いの情報を共有する場ですね。協力しながらも、基本的には各セクションごとに活動していくので、内容や集まる頻度もそれぞれで異なります。

―様々な演劇サークルの中で、シアターマーキュリーならではの特徴はなんでしょう。
まず、劇団員の数がとても多いんです。その分、各セクションの人数も多くなって充実します。それぞれのセクションの持ち味が活かせるだけでなく、演出の側に様々な提案をすることもあります。例えば、前回の新人公演では、照明セクションから「舞台にある窓から、光が漏れ出してくるような演出は出来ないか」という提案が出て、それが取り入れられました。各セクションのアイディアが重なっていき、想像していなかったような凄い演出が生まれてくることがあります。

シアターマーキュリー02.jpg
―シアターマーキュリーの舞台には、印象的なワンシーンが必ずある、と感じていましたけど、理由はそうしたところにあるのかもしれませんね。演劇の未経験者はどれほどの割合でしょうか?
劇団員の半分以上が、大学で初めて演劇に触れた人たちです。「各セクションが強い」ということとも関連しますが、演劇そのものだけでなく「舞台を作る」ことに興味があって入る人も多いです。「こんな光の色を作りたい」と照明を希望したり、絵を描くことが好きで宣伝美術に入ってきたり。それぞれのやりたいことを通して、1つの劇を作っていきます。演劇の経験がなくても、自分の好きなことを活かしたい、という人にはピッタリだと思っています。

シアターマーキュリー03.jpg

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新歓活動は一段落ついたものの、劇団員の募集は一年を通して継続しているとのこと。「年度末の新人公演から参加した人もいます」という話も聞いている。興味があるならば、まず夏公演に足を運んでみるのはどうだろうか。連絡先は以下。

twitter: @Theatre_MERCURY
ホームページ:http://theatremercury.web.fc2.com/

(文責:沖田征吾)

サークルや部活動について、東京大学新聞オンラインで紹介したい方は digital@utnp.org までご連絡ください。

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