硬式野球部(東京六大学野球)は16日、明治大学との1回戦を神宮球場で戦い、両者無得点の九回裏にスクイズを決められサヨナラ負けした。東大は九回表に1死三塁の好機をつくるも、スクイズに失敗して得点できず開幕から3試合連続の完封負け。試合開始前に、熊本地震の被災者への黙とうがささげられた。
![九回表にスクイズを仕掛けるも、失敗に終わる(撮影・竹内暉英)](https://www.todaishimbun.org/wp-content/uploads/2016/04/65c87d5d9b0bd7ec539efd7a14d998cd-1024x683.jpg)
東大|000000000|0
明大|000000001X|1
先発の宮台康平投手(法・3年)は初回から危なげない投球を続け、六回まで内野安打2本に抑える。球数の増えた八回裏に1死満塁のピンチを迎えるも、続く打者を三振と内野フライに打ち取って切り抜ける。
![八回裏、2死満塁をファーストフライで切り抜けた宮台投手(撮影・佐方奏夜子)](https://www.todaishimbun.org/wp-content/uploads/2016/04/2ebaef4fe050edb459e839c919ec4cc3-1024x683.jpg)
打線はプロ注目の右腕、柳裕也投手(4年)の前に八回まで1安打と封じ込まれる。しかし九回表、先頭の桐生祥汰選手(経・4年)の二塁打から1死三塁の好機を演出。ここで1点を取りにスクイズを仕掛けるもフライとなり、併殺で絶好機を逃す。その裏、続投した宮台投手は二塁打と犠打で1死三塁とされると、柳投手にスクイズを決められサヨナラ負けを喫した。
![柳投手の前に2安打完封負けを喫した(撮影・佐方奏夜子)](https://www.todaishimbun.org/wp-content/uploads/2016/04/346a82adcb5b9ff766b1814d965fdffd-1024x683.jpg)
東大は17日午後1時30分ごろから、明大との2回戦を戦う。
(文・竹内暉英)
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