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2022年5月11日

【六大学野球】東大─立教戦 善戦むなしく遠い初勝利

 硬式野球部(東京六大学野球)は7、8日、立教大学とリーグ戦を戦い、1回戦は4─7、2回戦は3―2で敗れた。1回戦は投手陣が踏ん張り切れず接戦をものにできなかった。2回戦は計6人の投手陣が粘りの投球を見せるも、あと一本が出ず悔しい惜敗となった(取材・安部道裕、清水央太郎)

 

1回戦 一時リードもむなしく逆転負け

 

東大|3 0 0 0 0 0 0 1 0|4

立教|0 0 0 2 2 0 0 3 x|7

 

 初回表、先頭の宮﨑湧(育・4年)は初球を捉えて出塁し、すかさず盗塁を決める。続く2番・阿久津怜生(経・4年)は四球を選び無死一、二塁とすると、3番・浦田晃佑(経・4年)が三塁線を破る適時二塁打を放ち先制に成功する。主砲の梅林浩大(育・3年)も、立大先発荘司の150キロの直球を弾き返し追加点を奪い、この回一挙3点を挙げた。

 

 先発の井澤駿介(農・4年)は三回まで無失点の投球を続けるが、四回に押し出し四球と暴投で2点を献上。五回にも2点を奪われ逆転を許したところでマウンドを降りた。

 

 1点差で迎えた八回表、1番・宮﨑が四球で出塁すると、立大バッテリーの乱れで次々と進塁。ついには暴投の間に帰還し同点に追いついた。

 

8回表、同点のホームを踏む宮﨑(撮影・黒田光太郎)

 

 直後の八回裏、4番手の西山慧(工・4年)は不運な内野安打2本から満塁のピンチに。踏ん張りたい西山だったが、代打柴田に中前適時打を浴び再び逆転を許すと、あえなく敗北となった。

 

8回裏、ダメ押しの7点目を許す(撮影・黒田光太郎)

 

 

2回戦 あと一本に泣き惜敗

 

立教|1 1 0 0 0 0 1 0 0|3

東大|0 0 0 0 0 0 2 0 0|2

 

 この日の先発は早稲田戦で好投を見せた綱嶋大峰(法・4年)。しかし、この日は制球が定まらず、初回に3連続四球で先制を許すと、二回にも1失点。それでも最小失点でつなぐと、救援としてマウンドに上がった鈴木健(育・3年)と松岡由機(経・3年)の3年生コンビが140キロにせまる直球とキレの良い変化球で立教打線を4イニング1安打に封じる好投を披露。バックも三塁手の浦田や中堅手の別府洸太朗(育・3年)が再三の好守を見せるなど、守りからリズムをつくっていく。

 

3回裏、2塁打を打った浦田

 

 一方そのリズムに乗り切れなかったのは攻撃陣。初回から毎回のように得点圏にランナーを進めるも、あと一本が出ない。七回表には相手に追加点を許し、敗戦ムードが球場に漂い始めたその裏、1死満塁のチャンスから浦田の適時打などで2点を返し空気を一変させた。なおも2死満塁の場面で打席にはこの日5番に抜てきされた中井徹哉(農・4年)。同点、そして逆転の一打が期待されたが、低めの球を引っ掛けての二ゴロ。八回もピンチの後につくったチャンスで凡退するなど、最後まであと一本に泣き、接戦を落としてしまった。

 

巧みなバントを決める清永(撮影・黒田光太郎)

 

 連敗で今季初勝利をまたも逃したものの、ここまで課題だった守備と投手陣は大幅に改善された。また、リードオフマンの宮﨑が打率と盗塁数でリーグトップクラスの数値を叩き出すなど絶好調だ。チャンスはつくれているだけに、ここぞという場面での勝負強い打撃が勝利へのラストピースとなるだろう。

 

・井手監督のコメント

 立教戦を4─7、3─2と連敗してしまいましたが、終盤まで緊迫した試合をすることができました。先週の早稲田戦から投手陣と打撃陣の底上げが見えるようになっています。投手では松岡、鈴木、西山が140キロ付近まで球速を上げて来ました。綱嶋、小髙峯、齊藤も変化球の制球力を増して安定感が出ています。残る早稲田戦と法政戦をこの投手陣を中心とする守りで終盤まで接戦に持ちこみ、上がってきた打撃陣と機動力で勝利を勝ち取りたいと思っています。

 

・松岡主将のコメント

 あと少しという試合ができていますが、勝てていないので悔しいです。何か一つひっくり返せれば勝ちに持っていけると思うのでまた頑張りたいと思います。

 

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