文化

2024年2月24日

【キャンパスのひと】環境・エネルギーと地球への愛 周文佳さん(文Ⅲ・1年)

 

*今回のキャンパスのひとは、以前取材した和田ともかさんからの紹介です。

 

 「アイドルやアニメのオタクがいるように、私は環境・エネルギー分野のオタクなんです」。まだ1年生ながら週に22こまもの授業を受け、工学部の研究室に通い、農学部の教育プログラム(OneEarthGuardians)に参加している環境・エネルギー好き。工学を学ぶため、仮面浪人を経て理転ができる東京大学に入学した。

 

 興味を持ったきっかけは高校時代の模擬国連。会議の準備の中で、気候変動や資源循環の課題解決こそが自分のやるべきことだと当事者意識が芽生えた。将来は、現状を改善できる技術やシステムづくりに携わりたい。

 

 日常生活の中で感じていることを尋ねると、「空を見ていると、私が住んでいるのが地球で良かったなという気持ちになります。お笑いと地球さえ残ってくれればいいかな」と冗談めかしながらも地球への愛を語った。

 

 2024年の目標の一つは、論文を書いて学会に出ること。将来的に大惨事になり得る、現在の地球課題に立ち向かうヒーローになるため、挑戦は続く。【黎】

koushi-thumb-300xauto-242

タグから記事を検索


東京大学新聞社からのお知らせ


recruit

   
           
                             
TOPに戻る