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2024年4月21日

【寄稿】次世代リーダーよ集え! 合宿「HIVE JAPAN 2024 SUMMIT」レポート

 

 「日本の未来を切り拓く」をミッションとして掲げ、さまざまなバックグラウンドや志を持つ若者が日本の将来について本気になって議論する場を提供する若者コミュニティー「HIVE JAPAN」。3月に行われた合宿「HIVE JAPAN 2024 SUMMIT」について、イベントレポートを寄稿してもらった。日本の未来を見据えた講演、白熱した議論、そして運営の思いとは。(寄稿=Hive Japan・堀拓人、写真は全てHive Japan提供)

 

HIVE JAPANとは?

 

 今まさに変革の時期にある日本。山積する社会課題を一つずつ解決するのは、未来を本気で考える有志が、お互いに助け合いながら行動する場であり、集いなのではないか。そうした思いのもと、仲間とともに日本の将来について本気になって議論する場を提供すべく発足したのが「HIVE JAPAN」です。

 

 将来、ビジネスパーソンや法曹、官僚、政治家、クリエイターなどとしてさまざまな領域で活躍するであろう若者たち。彼・彼女らにHIVE JAPANの集いでの議論や交流を通して強固な繋がりを作ってもらうことで、それぞれの場でリスクを取って既存の枠組みに挑戦して欲しい。そこで得られる幅広い知識やネットワークは、挑戦への自信となるはずです。

 

HIVE JAPAN SUMMIT 2024について

 

 HIVE JAPANは、2024年3月16日、17日に「HIVE JAPAN SUMMIT 2024」と称して、コミュニティ創りのキックオフとすべく1泊2日の合宿型イベントを開催しました。開催地は千葉県のSport & Do Resort リソルの森です。

 

 各界の第一人者をゲストスピーカーとしてお招きしたほか、参加した学生同士が自由闊達(かったつ)に議論する機会がふんだんに用意されました。以下簡単に、本イベントの様子を紹介させていただきます。

 

 合宿1日目は、「“Startup” Hive 2024!」と題した基調講演からスタートしました。講演者は、北欧最大級のスタートアップイベントとして有名なSlushの創設者であるPeter Vesterbacka氏です。Peter氏は、Slushを立ち上げ、フィンランドにおいて若者が変革をもたらす土壌を作り上げた経験を交えつつ、既存の枠組みにとらわれないこと、常に「why」を突き詰めること、野心的であり続けることの重要性を熱く語りました。

 

 続いて各務茂夫氏の講演が行われました。各務茂夫氏は東京大学大学院工学系研究科の教授を務め、大学発ベンチャー育成・支援やアントレプレナーシップ教育等に取り組んでいます。各務氏は、これまでの自身のキャリアや、スタートアップ支援・エコシステム構築のための様々な活動を行ってきた経験を語っていただきました。

 

 

 続いて「投資委員会ゲーム」と題したグループワークを行いました。「日本経済を活性化するために、解くべき社会課題を設定し、それを解くための資源配分を3銘柄のポートフォリオ投資として提案せよ」という議題に対して、各グループごとに話し合ってそれぞれ結論を出しました。

 

 一部の班が出した結論を発表し、パネルディスカッションでご登壇いただいたPeter氏および各務氏から丁寧なフィードバックをいただきました。

 

 

 ここで1日目のプログラムが終了。この後、スポーツなどのアクティビティを通じて参加者同士の交流が深められました。

 

 

 2日目の最初のプログラムは、国民民主党党首の玉木雄一郎氏。「経済」「教育」「政党政治」という、日本国家の根幹をなす三つのテーマに対し、玉木氏が考える課題とそれを解決するための政策観を、政治家としての豊富な経験・知識を交えつつ語っていただきました。

 

 

 合宿最後のプログラムは「立志ワークショップ」。今回の合宿を後援していただいたグロービス経営大学院から田久保善彦経営研究科長が登壇し、自分にとっての「志」とは何かを考えるワークショップが行われました。最後には、参加者たちは全員の前で自分の「志」を発表し、志を実現するための決意を新たにしました。

 

 

「HIVE JAPAN Summit 2024」を終えて

 

 今回の合宿では、HIVE JAPANで知り合った仲間たちと新しくコミュニティーや勉強会を立ち上げ、さまざまな活動を計画する参加者が少なからず見られました。HIVE JAPANは、イベントにただ参加するだけでは意味がありません。イベントを通して得た知識やネットワークを活かし、若者たちが志を立て、仲間を見つけ、行動に移す。そのためのプラットフォームとしてHIVE JAPANを利用してくれるならば、嬉しい限りです。

 

 

 HIVE JAPANでは、今後もイベントの開催を計画しています。ここまで読んでくださった方の中で、HIVE JAPANに興味を持たれた方がいらっしゃいましたら、奮ってご参加ください。

 

公式ホームページ
https://hivejapan.org/

公式インスタグラム

https://www.instagram.com/hivejapan2024/

 

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