スポーツニュース

2021年12月13日

【ア式蹴球】今季総括 最下位でリーグ戦終了「実力不足を痛感」

 ア式蹴球部男子は、東京都大学サッカーリーグ1部での今季試合日程を11月6日に終了した。2勝3分19敗という成績で、1部13チーム中最下位に終わり、来季は2部リーグへの降格が決まった。

 

 今年4月から始まったリーグ戦は、昨年から続くコロナ禍の影響で試合日程の延期が相次ぎ、変則的な開催を余儀なくされた。試合会場も非公開となり、無観客で試合が行われなど、各大学は感染拡大防止に気を配りながらリーグ戦を消化する異例のシーズンに。リーグ戦終盤の10月31日には、学習院大学戦を1─0で勝利して今季2勝目。「泥臭い全員サッカー」を見せ、来季に向けたチームづくりに明るい兆しとなった。

 

学習院大戦で今季2勝目を挙げ、喜ぶア式蹴球部イレブン(写真はア式蹴球部提供)

 

 今年9月から主将を任された松波亮佑(工・3年)は「1部最下位と不本意な結果となってしまいました。シーズンを通して部員全員全力を尽くして戦いましたが、実力不足を痛感させられました。来季は2部での戦いになりますが、今季感じた1部のレベルを忘れずに、チーム一丸となって戦い、1年での1部復帰を成し遂げたいと思います」と、今季のリーグ戦総括と来季に向けた抱負を語った。

 

 今季の成績を振り返ると、上位チームにも善戦する好ゲームが数多く見られたが。しかし、得点に結び付く決定力が欠け、リーグ戦を通じて1点差の敗戦が9試合にも上った。林陵平監督にも指摘されていた「メンタルの弱さ」を克服して、1部リーグ復帰を目指し、東大ア式蹴球部男子の「輝き」を取り戻してほしい。

 

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