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2022年4月20日

【東大サッカー】理科大戦 2─0で今季初勝利

 東大ア式蹴球部男子(東京都大学サッカーリーグ2部)は4月17日、東京理科大学をホームに迎えリーグ戦第3節に臨んだ。(取材・園田寛志郎)

 

 東大は攻守の要、松波亮佑(工・4年)を故障で欠き、ディフェンダー(DF)の八代快(法・3年)がキャプテンマークを着けた。立ち上がりは、両チームともシュートまではつながらない中盤での攻防が続いたが、東大は前線から相手ボールへの素早い寄せが効き、徐々にボールを支配する機会が増えていく。前半終了間際の45+1分、ペナルティエリア左の混戦から出たボールを、谷晃輔(文Ⅱ・2年)が2戦連続となるゴールを決め先制した。

 

前半終了間際、2戦連続ゴールとなる先制点を決めた谷(撮影・園田寛志郎)

 

 後半、八代、内田龍吾(医・4年)を中心としたDF陣に安定感が出て、理科大に決定的なシュートチャンスを与えなかった。東大は試合終盤に5人の選手交代をしながら優位にボールを支配。84分には、相手ゴールキーパ(GK)に肉薄した石丸泰大(養・4年)が、不用意なボール処理を見逃さず、これも2試合連続となるゴールでチーム2点目を奪い、試合を決めた。

 

84分、相手GKのこぼれ球を奪い、チーム2点目を決めて喜ぶ石丸(撮影・園田寛志郎)

 

 2試合連続ゴールを決めた谷は「ボールを受けて、GKとスペースを見ながら落ち着いて決められた」と先制点を振り返る。2点目を決めた石丸は前線での熱いムードメーカーでもあり、最後まであきらめずにボールを追った努力が2点目に結実した。冷静な後輩・谷と熱い先輩・石丸のコンビが、リーグ戦序盤のア式蹴球部を引っ張っている。

 

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