就活

2021年2月11日

【オンライン卒業生訪問】東大卒業生・採用担当者に聞く就活のポイント ①ユナイテッド

 就活では多くの企業を見た上で進路を選択することが重要だ。今回はさまざまな業界の6社に取材をし、卒業生には現在の業務内容や就活のポイント、採用担当者には企業の魅力や求める人物像について聞いた。さらに、今年で東日本大震災の発生から10年となることを踏まえ、一部当時の体験についても語ってもらった。

(取材・鈴木茉衣)

 

ユナイテッド株式会社

「三大欲求の次」に道あり?

 

春名 航希(はるな こうき)さん(DXソリューション本部  Consulting Team Senior Associate)20年文学部卒

 

 既存の組織の経営コンサルティングから新規事業立ち上げまで幅広い業務を行う中で、特に力を入れているのがDX(デジタル・トランスフォーメーション)コンサルティング。業務はシステム導入に関わるITコンサルティングという技術寄りの部分と、その技術でどんな顧客体験を作るかを考えるビジネス寄りの部分の二つに大別される。

 

 進路が定まったのは2度目の留年が決まったとき。フリーランスで働けるようにとプログラミングを独学で学び始め、データサイエンティストになろうと決めた。最初からフリーで活動することは難しいと考え就職したユナイテッドで組織そのものの事業戦略にも興味を持ち、エンジニア職からビジネス職へ転向。入社の決め手は自由度が高そうだと感じたことで、実際上司とも対等に議論でき、助言を受けながら自分の意見も通せる雰囲気だという。

 

 学生時代の経験については、中高大と部活やサークルでサッカーをしていた経験が役立っていると語る。チームのために働き、与えられたタスクをこなす中で身に付いた根性が今に活きている。勉強は「直接役立つというより、根幹の思考力やライティング力が社会人としての基礎になると思います」。一方「バイト先の飲み会など、東大生以外の集まりでもコミュニケーション能力を鍛えておけば良かった」という後悔もある。

 

 就活は「自分の三大欲求の次くらいにある本能的欲求に従うと、一番幸福度が高くなると思います」とアドバイスを送る。レールから外れるのが良い、ということではなく、あくまでも「やりたくて、合っていることをやるべき」とのこと。純粋にデータをいじるのが楽しかったためにデータサイエンティストを志すという、自分の欲求に素直に従って進路を選んだ経験があるからこそ生まれた言葉だ。

 

【人事の声】

東大生の「思考体力」に期待

 

 2月からユナイテッド株式会社単体の事業内容はDXコンサルティングに一本化されますが、ユナイテッドグループ全体では引き続き教育、アプリ・システム開発、アドテクノロジー、投資、エンタメやゲームなどにも携わります。インターネット業界で多様な事業を展開してきたため新規事業に寛容で、サポートが手厚いのが魅力です。

 

 採用する人材には将来的にグループ全体を牽引する存在になってほしいです。初期配属のDXコンサルティング事業で戦略、デジタル、マーケティング、投資の4つの能力を身に付けます。それらを生かし、コンサルタントとしてだけでなく、グループの経営や新規事業創出など多様な場での活躍を期待しています。

 

 初期業務から難易度が高いのですが、東大生は一つの事柄について広く長く考える思考体力のある人が多いため、期待に応えられるだろうと感じています。(談・林由里恵さん、人材開発部)

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