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2022年10月25日

【寄稿】駒場Ⅰキャンパスで写真展「#ForEveryAge of HER LIFE」開催

 

 東大グローバル地域研究機構、教養学部グローバリゼーションオフィス、環インド洋地域研究プロジェクト東京大学拠点といった、東大の機関が協賛する写真展「#ForEveryAge of HER LIFE」が10月18日(火)〜11月11日(金)に、駒場Ⅰキャンパスで開催されている。開催にあたり、グローバリゼーションオフィスに寄稿してもらった。(寄稿=教養学部グローバリゼーションオフィス)

 

写真展「#ForEveryAge of HER LIFE」

 

 2022年10月18日から、駒場Ⅰキャンパス生協食堂2階横のメディアギャラリーにて、国連人口基金(UNFPA)アジア太平洋地域事務所が主催する写真展「#ForEveryAge of HER LIFE すべての世代の彼女のために」が開催されております。本展示は「旅する写真展」として、全国を移動しながら各地の会場で開催される予定です。

 

 展示では、アジア太平洋地域の女性の一生を写した写真を、ライフステージを追う構成で展示します。各ライフステージの写真を通じて今、アジア太平洋地域でどんな問題があるのか、どんな風に各国・地域の女性は人生を送っているのかに関心をもち、考えるきっかけにしてほしいと考えています。

 

 東大での開催に向け尽力した関谷雄一教授(総合文化研究科)は「パンデミックのせいで、やや内向きになっている学生さんの思考をもっと開放したい、世界を舞台に働ける仕事があることを、もっと知ってほしい、という強い願いがあった」と話しています。女性のエンパワーメントやアジア太平洋地域が抱える問題を伝えるほか、主催であるUNFPAのような国際機関で働くことを身近にすることも、キャンパスでの開催する理由の一つです。

 

 会場では東大の学生が解説役として観覧者の方をご案内します。参加者のYさん(養・3年)は、開発分野において、写真などのアートを用いて言葉では伝わらないものを伝える手法に関心があるといい、「違う国の違う文化を、そして同じアジア太平洋地域を生きる女性たちの眼差しを感じ、彼女たちの生活や人生に思いを巡らせていただけたら」と話します。

 

 Oさん(文Ⅲ・2年)はジェンダーや発展途上国の女性の健康に関して興味があったことから解説役として参加。「展示の一つに、人生設計に関する知識がなかったために就きたい職に就けなかった女性のインタビュー動画があるのですが、彼女の眼差しには心に迫るものがあるのでぜひ見ていただきたいです」と見どころについて話します。

 

 ぜひこの機会に足をお運びください。

 

開催概要

 

日程:2022年10月18日(火)〜11月11日(金)*平日のみ開催

時間:11時〜14時

入場料:無料

予約:不要

会場:東京大学駒場キャンパス 生協食堂2階横のメディアギャラリー(MAP

 

備考:学外の方もご覧いただけます。ただし、12時から13時にかけては食堂利用で建物が混み合うことが予想されますので、この時間を避けてのご来場をお勧めします。

 

参考ホームページ:国連人口基金 駐日事務所

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