授業

2023年4月6日

進路も見据えた履修のコツは?  ─目標別モデルケース大公開!─ 理Ⅱ編

 

 授業や学生生活に燃える新入生の前に立ちはだかる最初の壁が時間割作り。授業がたくさんありすぎてわからない、とりあえず面白そうなものを受けようか……と考えているあなた。せっかくなら、今の漠然とした興味だけではなく来年の進学選択、あるいはさらにその先につながる充実した学びを得たくないだろうか?そんな人のために、本記事では昨年4月入学の先輩の履修例を大公開。実際に学生がこの1年何に重点を置いて、何を目指して授業を受けていたのか覗いてみよう。(1Sは1年Sセメスター、1Aは1年Aセメスターを意味する。セメスターは4カ月単位の授業期間。時間割は1Sのもの)(構成・鈴木茉衣、取材・新内智之、宮川理芳、佐藤万由子、小原優輝)

 

【理II×環境問題に関心】アプローチは技術か環境整備か

 

 年間を通して授業は週15こまでした。必修の授業は1Sが12こま、1Aは12こまと多く、必修以外でも他の科目と接続するため多くの人が取る科目もあります。自由に選べるこま数が少ない分、単位の取りやすさは考慮しつつも自分の興味や将来に役立つかどうかを優先して履修を組みました。環境問題に関心があり、工学部システム創成学科Aコースで技術革新を学ぼうと思っていましたが、最近は生態系や景観保全など環境整備からアプローチできる農学部緑地環境学専修にも魅力を感じています。

 

 1Aに受けた太田奈名子先生(教養学部)の「英語中級」は一番ためになった授業かもしれません。自分を表現することがテーマで、授業やフィードバックを通して負荷をかけて自分の殻を破ろうとする中で自分の内面について気づきを得られました。主題科目の「囲碁で養う考える力」は実際に対局できて楽しかったし自分の趣味にもできそうです。大変だったのは1Aで取った「電磁気学A」や量子化学を扱う「構造化学」ですね。理論も数学も難しくて。「ALESS」や基礎実験(「基礎物理学実験」と「基礎化学実験」)は予習や課題にとにかく時間がかかるので、他の教科の勉強時間が削られました。

 

 演習量を稼ぐよりも概念図などで理解を深めることを重視しています。今学んでいることはその後の基礎になるのでしっかり理解して損はないでしょう。文系科目などなじみの薄い科目は授業中に基礎事項を調べ、流れを理解するのが大切です。自学自習の負担が重く毎日復習するのも難しいですが、ターム(およそセメスターの半分の授業期間の単位)の真ん中と終わりに復習することが期末試験を乗り越えるポイントになると思います。

 

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