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2019年11月28日

【部員が見る東大軟式野球2019秋⑫】総力戦で立教大に逆転勝ち 新人戦3位に

軟式野球部阿久澤杯3位決定戦vs立教大学(11月19日)

 

立大 1 0 0 0 0 0 3 0 0 | 4

東大 0 0 0 2 0 0 0 3 × | 5

 

 阿久澤杯準決勝で敗れた東大は立教大学との3位決定戦に臨む。大事な試合の先発には2年生右腕、中野(文Ⅲ・2年)が送り出された。

 

 その中野は初回にいきなりピンチを背負う。死球と二塁打で走者を背負うと、相手四番に犠飛を許し先制点を奪われた。対する東大は四回、村田(理Ⅰ・2年)が四球で出塁すると川野輪(理Ⅰ・2年)の内野ゴロの間に進塁する。ここで続く中久保(文Ⅰ・1年)が適時打を放ち同点に追いついた。さらに石山(文Ⅲ・2年)が繋ぐと続く齊藤(文Ⅲ・2年)の内野安打によりもう1点を追加した。このまま逃げ切りたいところだったが七回、中野が捕まる。死球で出塁を許すとそこから立て続けに安打を浴び3失点、再び追う展開となる。苦しい状況となった東大だったが八回、先頭の鈴木(理Ⅱ・2年)が四球を選ぶと住岡(文Ⅲ・1年)と川野輪も四球で続き満塁となる。ここで迎えた中久保の打席で相手投手が暴投し1点を返す。さらに中久保が適時打を放ち走者2人が生還、逆転に成功した。迎えた最終回、八回から登板した水田(文Ⅰ・2年)が危なげない投球をみせ試合終了となった。

 

怪我からの復帰登板で見事な投球を見せた水田(文Ⅰ・2年)(写真は軟式野球部提供)

 

 東大は今季最終戦を勝利で飾り、秋季阿久澤杯は3位という形で終えた。

 

試合後、ヒーローに選ばれポーズをとる中久保(文Ⅰ・1年)(写真は軟式野球部提供)

 

(寄稿)文責:軟式野球部 石山雄大(文Ⅲ・2年)

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