スポーツニュース

2014年3月3日

東大「なでしこ」誕生 ア式蹴球部(サッカー部) 8月以降リーグ戦

運動会ア式蹴球部に2月16日、1918年の東京帝国大学時代の創部以来初めて、女子部が創設された。チーム愛称は「あかもん」。現在の部員は東大生8人を含む11人だ。今年は8月開始の関東大学女子サッカーリーグ(関カレ)の3部に参加する。

女子部の創設は昨年11月ごろから進められ、2月16日の理事会の承認を経て正式な創設に至った。現在、院生1人、学部3年生5人、学部1年生2人の東大生の計8人に、他大学から3人を加えた11人で構成。関カレの規定では、人数が不足する場合に他大学から5人までチームに参加できるため、東大として関カレに参加する。

「学内のみならず、学外から大きな反響を感じる」と語るのは、創設に向けた活動の中心を担った代表の成瀬明さん(文・3年)。日本サッカー協会の機関誌にも掲載されるなどサッカー界で注目を集める。「東大に女子サッカー部ができたことで、京大や阪大など他の大学でも女子サッカーの輪が広がってほしいです」と期待する。

チーム愛称のあかもんは本郷キャンパスの赤門に由来。赤門は加賀藩主の前田斉泰が将軍徳川家斉の娘を迎える際に造られたものとされ、「東大の女子」の象徴としても扱われているそうだ。

現在は御殿下グラウンドの自由開放時間を利用して練習を行っている。4月に新入生を迎えた後、練習試合を計画中。関カレは8月に始まる予定だ。情報は公式フェイスブック(https://www.facebook.com/todai.womensfootball)で確認できる。

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