COLUMN 2016年4月14日

サークル紹介:東大料理愛好会 おなかも心も大満足

 この春から1人暮らしを始め、自炊に困っている人はいないだろうか。今回は楽しみながら料理の基本を学べる「東大料理愛好会」の調理会に参加した。

班ごとに教え合いながら調理を進める
班ごとに教え合いながら調理を進める

 おなかがすき始める午後5時半、丸ノ内線で本郷三丁目駅から2駅の茗荷谷駅に15人のメンバーが集まる。調理会は週1回行われるが、都合のいい時に参加する形式で初対面の人も多い。軽く自己紹介しながら、まずは食材を買うためスーパーマーケットに向かう。

 「毎回のメニューはレシピ担当が研究して決定しています」と話すのは代表の藤後順己さん(理Ⅰ・2年)。今回は「トマトのロールキャベツ」、「ベーコンとアスパラガスのスープ」、「イチゴのムース」に挑戦する。主菜からデザートまでバランスの取れたメニューだ。

 「こっちの方が安い」「野菜は新鮮なものを……」などと価格や品質を吟味しつつ買い終え、調理器具がそろう区民施設「アカデミー茗台」の実習室へ。3班に分かれて調理開始だ。料理の経験は「1人暮らしでよく自炊をする」という人から「実家住みでほとんどしない」という人までさまざま。「アスパラガスって皮むくの?」という初心者の声に応え上級者が講師役を果たしながら、各班で完成を目指す。

 ある班では肉を巻くキャベツが不足する事態が発生。「違うメニューにしてしまおう」と手際良く肉をこねたかと思うと、余った肉はトマトソースハンバーグに変身した。急に作ったにもかかわらずレストランの料理のような見た目に、他の班からも「おいしそう」と感嘆の声が上がった。

完成した夕食を前に笑顔を見せるメンバー
完成した夕食を前に笑顔を見せるメンバー

 調理中には料理の教え合いだけでなく、おしゃべりも尽きない。メンバーが口をそろえて「趣味の料理を通じて人間関係が広がるのがこのサークルのいいところ」と語る通り、東大内外から興味も性格も多様な学生が集まる。

 調理会以外でもバーベキューを楽しむ合宿などのイベントが開催され、「同じ釜の飯を食べながら」仲を深められるという。研究の成果を生かし『東大料理愛好会 頭がよくなるレシピ』(データ・ハウス)などの料理本を監修したこともある。

 1時間ほどで料理が完成し、全員で「いただきます」。どれも簡単にできるのにおいしく、家でもまねしたくなる献立だ。料理も学べて友達も増え、一石二鳥。午後9時すぎに帰るころには、おなかも心も満たされていた。

部員約60人、インカレ。

 

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【サークル紹介】

東京大学人狼研究会

中国語サークルUT-CSS

新体操サークルazul claro

謎解き制作団体AnotherVision

K-PopダンスサークルSTEP

 

サークルや部活動について、東京大学新聞オンラインで紹介したい方は np@utnp.org までご連絡ください。

この記事は、2016年4月12日号からの転載です。本紙では、他にもオリジナルの記事を掲載しています。

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インタビュー:やりたいことを突き詰めて 劇作家に聞く東大の思い出 野田秀樹さん
ニュース:年複数回実施は見送り 大学入試改革最終報告 17年度に実施方針発表
ニュース:試験開始を10分遅める 教養学部 「履修の手引き」を変更
企画:初年次ゼミナール授業紹介
企画:社会を知るため法を学ぼう~学部や科類に捉われずに~
企画:東大の歩き方
企画:七大戦 東大7年ぶりの主管校 低順位底上げで優勝目指す
企画:プログラミング学習の意義 世界を動かす原理を知る
連載小説:『猫と戦争と時計台』㉔
NEW GENERATION:気象学 宮川知己特任助教(大気海洋研究所)
サークルペロリ:料理愛好会
キャンパスガール:渡邊彩さん(工・3年)

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