COLUMN 2014年6月5日

ひとこまの世界 代官山散策

5月も終わりいよいよ五月病が猛威を振るうかと思いきや、意外にも駒場のキラキラ感は衰えない。現在2年生の記者だが、どうも最近は出無精気味でメールの返信速度ばかりが速くなっている。このままではいけない。1年間で失ったものを取り返すため、東京有数のキラキラさを誇る街、代官山を歩いた。

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13:05

駒場キャンパスを出て、京王井の頭線で渋へ。渋谷から東急東横線で1駅進むと代官山に到着する。

13:30

最初の目的地、LaFuenteに到着。ファッション、ベビーグッズ、子供向け用品を専門とする店が立ち並ぶショッピングモールで、周囲を見渡しても女性客や子供連れ夫婦がほとんどだ。レディスファッションブランドのBannerBarrettとAMIWは4月25日にオープンしたばかりだ。同日オープンしたMROOMはガラス容器から有田焼、さらには南部鉄器とさまざまな雑貨を扱っている。男1人で来たのは間違いだったかもしれないと思いつつ次に進む。代官山の街並みはなんとも開放感がある。まず高い建物があまり存在せず、360度空を眺めることができる。道沿いにたくさんのレストラン、カフェが営業しているが、テラス席のある店がほとんどだ。西洋風でおしゃれな店ばかりで、道行く人も皆おしゃれなため、街全体が彩り豊か。看板の端の方に小さな動物の絵が描いてあったり、道端には宣伝を持った人形があったりと隅から隅まで趣向が凝らされている。

13:45

次の目的地、蔦谷書店に向かっていると西洋風建築が立ち並ぶ中で一風変わった空間を発見。渋谷区の指定史跡にも登録されている古墳、猿楽塚だ。6、7世紀ごろの古墳時代末期に作られ、古墳の頂上には社もある。周りとのコントラストもあり、急にタイムスリップしたような気分になる。

13:55

代官山の輝きを楽しみながら、そして若干圧倒されながら、蔦谷書店に到着。途中エジプト大使館を通ったが、正面にスフィンクスの像が建っていていかにもエジプトという印象を受けた。蔦谷書店はまず全面ガラス張りというのがびっくり。店内には日光が程よく入り込み、落ち着いた雰囲気を醸し出している。書店内は本棚の配置から本の並べ方まで凝っており、もはやアートの領域。本の販売だけでなくDVD、CDの貸し出しなども行っている。イベントが開催されることも多く、直近ではファッション誌WWDジャパンとSPURの編集長同士によるトークショーが、6月7日の19時30分から20時30分まで行われる。

14:05

蔦谷書店の裏側にひっそりとあるのがMinifeeMiel。周囲は普通の住宅街となっている隠れ家的カフェだ。店の前ではかわいらしいうさぎの人形がお出迎え。店内はメルヘンな感じで、至る所にうさぎが登場する。この店では4月から毎週水曜日の夜にクレープ食べ放題プランを実施中。女性3000円、男性4000円で時間無制限の食べ放題が楽しめる。4月、5月と好評を博したため、6月は木曜日の夜にも食べ放題を実施する。人気のプランなので、早めに予約しておくといいだろう。

14:30

最後にパンケーキカフェClover’sへ。この店の特徴は北海道産の小麦に米粉を混ぜた生地を用いていることだ。実際に食してみると、米粉の効果か触感がモチモチしており、程よい甘さだった。さて、今回の散策で僕は「失った何か」を取り戻せたのだろうか。残念ながら終始代官山のキラキラオーラに圧倒されるばかりであった……。そうだ。次回は女の子と来よう。そのために明日からもっとキラキラ系男子になろう。そう誓って帰途に就いた。

文・写真 編集部

この記事は、2014年6月3日号からの転載です。紙面では、他にも独自の記事を掲載しています。

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