COLUMN 2017年4月12日

【こんなところに東大が】伊豆・下多賀地震観測地点 東海地震での強振動を観測

 新年度を迎え、新たに1年生が入学してきた。彼らが最初に参加するのがオリ合宿。クラスの親睦を深めるため、2年生が引率して関東近郊のさまざまな場所を訪れる。

 

 記者も2年生として、静岡県の伊豆半島を訪れた。熱海市内のある施設でのレクリエーション後、外に出ると「東京大学地震研究所下多賀地震観測地点」なる表記を発見。

 

熱海市内で発見した地震研究所の観測点。東海地震での強震動観測のため設置されている

 

 地震研究所によると、近い将来に発生が危惧される東海地震での強震動を観測するため、伊豆半島〜駿河湾沿岸地域に18点の観測点が設置されているという。これら観測点で取得されたデータは弥生キャンパス内の地震研究所に伝送され、データベースとしてネット上で一般に公開される。「下多賀地震観測地点」もその観測点の一つだ。

 

 さらに同様の観測点は神奈川県西部の足柄平野などにも設置され、日本全体では67地点もある。大地震発生時の断層破壊や地盤構造の分析に観測網が用いられるという。

 

 それにしても、オリ合宿で訪れた先に東大の施設があるとは。偶然とはこのことだろうか。つい「こんなところに東大が」と発してしまった。


この記事は、2017年4月11日号からの転載です。本紙では、他にもオリジナルの記事を掲載しています。

 

 

インタビュー:増田建教授(総合文化研究科)
ニュース:THE日本版大学ランキング 初実施で東大が1位 評価は教育力を重視
企画:自主ゼミ紹介
企画:忍び寄る「五月病」の影…君は大丈夫? 睡眠時間の確保が肝要
企画:東大の歩き方
企画:初めての1人暮らし、家事はどうする 小技と便利グッズで手軽に
企画:予備試験・国家総合職試験の勉強法 難関試験に向け今から準備を
著者に聞く:『物理学者の墓を訪ねる ひらめきの秘密を求めて』
こんなところに東大が:伊豆・下多賀地震観測地点
火ようミュージアム:21_21 DESIGN SIGHT「アスリート展」
キャンパスガール:由地莉子さん(文Ⅰ・2年)

※新聞の購読については、こちらのページへどうぞ。

同じ記者の記事

関連記事

合わせて読みたい

NEWS 2019年04月23日

文科省・科学技術の状況に関する意識調査公表 「特に基礎研究の状況が悪化」

NEWS 2017年06月10日

東大関係者の論文不正疑惑、本調査を完了 不正がなければ公表せず

INTERVIEW / FEATURE 2016年05月18日

How to succeed in job-hunting: career advice from Professor Sheena Iyengar

INTERVIEW / PROFESSOR 2019年04月02日

退職教員インタビュー③ 高木利久教授 使命感で進めてきた生物学のデータベース化

INTERVIEW / FEATURE 2018年09月18日

【蹴られる東大⑩】蹴られて当然?東大生もうなずく「とりあえず東大」の終わり

TOPに戻る