スポーツニュース

2015年6月25日

自転車部 浦佑樹選手が、ロードレース大学日本一に

自転車競技のロードレースの大学生日本一を決める「第31回全日本学生選手権個人ロードレース大会2015」が13、14日に長野県木祖村の奥木曽湖周辺周回コースで行われ、男子レースで自転車部競技班の浦佑樹選手(工・4年)が2位に32秒差をつけた4時間34分16秒の記録で優勝した。浦選手はレース終盤に集団から抜け出すと、最後までリードを守り切った。東大の選手の全国大会優勝は史上3人目で、個人ロードレース大会での優勝は初めて。

自転車写真.JPG優勝し、両手を挙げて喜ぶ浦選手(写真は自転車部競技班提供)

 9キロコース20周と登坂区間1キロの合計181キロを走る男子レースは、快晴・無風の条件の下、152人が出走。レースは中盤まで先頭が何度も変わる展開となるが、残り4周で浦選手が抜け出す。20周目には追走集団に5秒差まで詰め寄られるも、ここでペースを上げて差を1分に広げる。独走で残り1キロの上り坂に入り、最後は追い上げられながらも逃げ切り、1位でゴールした。

浦選手は東大に入ってから競技を始め、4年目で全国大会初めての優勝。勝因について、東京大学新聞社の取材に対し「他の有力選手の予想の裏をかいて、うまく自分の土俵に引き込めた」と話している。今後は「23歳以下の全日本選手権や、インカレロード(全日本大学対抗選手権)で好成績を出したい」と、抱負を語った。

この記事は、2015年6月23日号からの転載です。本紙では、他にもオリジナルの記事を掲載しています。

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