COLUMN 2019年10月20日

東大むら塾、クラウドファンディング実施中 「むらおこしコンテスト」にかける思い

 東大には、千葉県富津市相川地区という人口250人前後の中山間部の農村で地域活性化に挑むサークルがある。東大むら塾だ。今回は、2020年2月にむら塾が開催する「むらおこしコンテストinふっつ 2020」の魅力について、コンテストの担当者に寄稿してもらった。

 

「農業×地域おこしでむらの未来を変える」、東大むら塾

 

 ふるさと納税で「東大生の作った天日干し コシヒカリ」(※1)が食べられることはご存じですか?

 

 

 千葉県富津市のふるさと納税の返礼品の一つであるブランド米「てとて」は、東大生が自分たちで手刈りから天日干しまで行い、収穫したお米のブランドです。「てとて」のコンセプトは、学生の「て」と、ご協力頂いた富津の方々の「て」との重なり合い。地域の「て」で丁寧に作られた天日干しのお米は、甘み豊かでとても美味しい。

 

 

 この「てとて」を作っているのが「東大むら塾」、東大初の「農業×地域おこし」サークルです。2015年度に発足し現在5年目を迎えるむら塾は、富津市南部の山間部に位置する相川地区の住民の方々と連携し、農家の後継者不足などといった地域の課題解決に取り組んできました。「てとて」は、相川地区の長年の課題であった耕作放棄地の活用の一環で始まった取り組み。東大むら塾は耕作放棄地で大根や春菊、らっきょうなどの野菜も栽培しており、収穫した「てとて」と野菜は現地の農家の方々が作った野菜と共に、五月祭や駒場祭でも販売しています。

 

 「農業×地域おこしでむらの未来を変える」をモットーとするむら塾の活動内容は、農業だけではありません。2018年度は、相川地区の未来を描いた「相川将来マップ」を作成する住民懇談会を開催。相川の現状や理想像について、住民の方々と議論を重ねました。毎年夏休みには、少子高齢化が進む相川の子どもたちをサポートしたいという思いから、小学校を巡って子供たちに勉強を教える寺子屋活動も行っております。

 

「むらおこしコンテストinふっつ 2020」ご支援のお願い

 

 私たちは4年間富津市で活動する中で、相川地区と同様に活性化を必要とする富津市内の地区を数多く見てきました。より多くの地区で活性化のきっかけを作りたい、その思いで企画されたのが「むらおこしコンテストinふっつ 2020」です。2020年2月8日から11日にかけて開催する予定で、全国から集まった学生がそれぞれ地区を選んでチームを編成し、民泊なども行いながら地域活性化のプランを創りあげていきます。テーマは、「日本一ミクロな地方創生」。企画の狙いは、市全体ではなく小さな地区をターゲットにし、住民の声に基づき地域課題を発見することで、地域と人に寄り添った地方創生を実現することです。

 

 

 現在むら塾では「むらおこしコンテストinふっつ 2020」開催にあたって、10月28日まで企画運営費のクラウドファンディングを実施しております。1万円以上ご支援頂いた方には、千葉の陽射しでゆっくりと天日干しをした「てとて」をお届けしています。私たちが企画に懸ける思いにご共感・ご関心をお寄せいただけた方にはご支援いただけますと、とても嬉しく思います。

東大むら塾HP: https://todai-murajuku.com/

クラウドファンディングの実施サイト:https://readyfor.jp/projects/todaimurajuku

 

※1 「天日干し」とは、乾燥機を使わず、おだ掛け等を用いて日光で乾燥させる製造法。

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