COLUMN 2018年1月31日

日本人選手が金メダル獲得の期待大 平昌五輪「スキージャンプ」の見どころ

 2月9日から開催される平昌オリンピックに合わせ、東京大学運動会の各団体に競技の見どころについて執筆してもらいました。今回は「スキー部」による「スキージャンプ」についての寄稿です。

 

写真はスキー部提供

 

 スキージャンプを行う競技は大きく分けて二つ、スキージャンプとノルディックコンバインドの2競技があります。前者はジャンプで得点を競い、後者は前半のジャンプと後半のクロスカントリーの合計を競います。

 

 スキージャンプ競技は、ジャンプを2本行ってその飛距離点と飛型点の合計の得点で順位を競います。飛距離点は基準となるK点(赤い線)との飛距離差でつけ、飛型点は空中姿勢、着地時のテレマーク姿勢、着地後のランディング姿勢をジャッジが1人20点満点で判定します。そして、この得点に風の状況やスタート位置の高さを調整し、得点となります。

 

 コンバインド競技は、ジャンプを1本行って同様に得点をつけ、その高いほうからタイム差をつけて後半クロスカントリーを個人であれば10km、団体であれば5km×4人のリレー形で走ります。

 

 平昌で行われる種目は複雑ですが、ジャンプが男子個人のノーマルヒル/ラージヒル、男子団体のラージヒル、女子個人のノーマルヒル、コンバインドが男子個人のノーマルヒル/ラージヒル、男子団体のラージヒルとなります。ノーマルヒル、ラージヒルはジャンプ台の大きさの違いで、前者だと90m、後者だと120m以上飛ぶサイズになります。

 ジャンプ、コンバインド競技は特に日本人選手が上位に食い込める競技なので、ぜひ日本人選手に注目してほしいです。男子のジャンプでの注目は小林潤志郎選手。今シーズンとても伸びてきていて、オリンピック初出場ながら11月にはW杯初優勝を果たし、W杯の総合成績でもドイツやノルウェーの選手が大半を占めるなか上位に食い込んでいます。弟の陵侑選手も代表入りしており、兄弟での活躍が期待できます。

 

 また、忘れてはならないのが「レジェンド」葛西紀明選手。現在45歳で平昌がなんと8回目のオリンピック出場ながら、W杯で好成績を残し続けています。

 

 女子のジャンプではやはり高梨沙羅選手と伊藤有希選手。昨シーズンはW杯優勝争いを繰り広げた2人は、今シーズン序盤こそノルウェーやドイツの選手に遅れをとっていたものの、ここ最近になって修正の成果が出はじめ、再び表彰台に立つようになりました。オリンピックでは1位2位独占も期待できます。

 

 男子コンバインドでは渡部暁斗選手。前回のソチオリンピックでは銀メダルを獲得した選手です。ソチ金メダリストのドイツのフレンツェル選手とW杯で優勝を争ってきました。平昌ではついに金メダル獲得なるか、見どころです。

 オリンピックではジャンプやコンバインドの競技が連日開催されるので、日本人選手を応援しながら盛り上がってほしいと思います!

 

東京大学運動会スキー部

ジャンプ・コンバインドパート主任 林 亮太

 

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【東大運動会平昌五輪寄稿】

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