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2016年4月20日

【部員が見る軟式野球④】大川投手が被安打3失点1で完投勝利

軟式野球部春季リーグ戦第4戦vs法政大学(4月13日)

 

東大 0 0 0 2 0 0 0 0 0 | 2
法政 0 0 0 1 0 0 0 0 0 | 1

 

 先日の勝利の勢いにのりたい東大の第4戦は、初戦で勝利をあげている法政大学との一戦。

 試合は東京大学大川(工・3年)、法政大学小倉の安定した投球により両チームとも得点をあげられないまま試合が進んでいき、締まった序盤戦となる。

完投勝利を収めた大川投手(写真は軟式野球部提供)
完投勝利を収めた大川投手(写真は軟式野球部提供)

 

 試合が動いたのは四回表。東大先頭の大川(工・3年)が三遊間の深い所へ打球を放ち自慢の俊足でこれを内野安打にする。さらに盗塁で二塁に進んだのち、五番片山(経・4年)の犠打が相手投手の暴投を誘いこの間に大川が生還し東大が待望の先制点をあげる。

 その後六番宅間(法・3年)の三塁への打球が進塁打となり1死三塁の好機を作ると、打席には前回の法政大学戦で四打点をあげている勝田(文Ⅱ・2年)。その勝田の打球は一塁ゴロとなるが相手の一塁手の野選により東大が追加点をあげる。さらに得点を重ね一気に畳みかけたい東大であったが、ここは法政大学の小倉が踏ん張りこれ以上の追加点は奪えない。

 直後の四回の裏、東大先発の大川(工・3年)は先頭の三番大塚に左前安打を許し、盗塁と暴投により走者を三塁に背負と五番長谷川の内野ゴロの間に一点を失う。しかし、後続をしっかりと打ち取り最少失点でこの回を切り抜ける。
 追加点がほしい東大であったが五回以降法政大学の小倉、工藤両投手の前に走者すら出せない攻撃が続いてしまう。一方東大の大川(工・3年)も八回までは二塁を踏ませない投球で試合は膠着状態となる。大川(工・3年)は最終回こそ走者を二塁に背負う危機を招くものの法政大学の中軸に対し力強い投球で押し切り得点を許さず、九回を投げ3安打1失点の完投勝利。

 本日の試合により東大は3勝1敗となり2位を維持した。次戦はこれまで全勝で首位を快走する明治大学との重要な一戦。この連勝の勢いをそのままに明治大学との試合にチーム一丸となって何とか勝利をもぎ取りたい。

軟式野球部 松本 一志 (文Ⅲ・2年)

 

第1戦はこちら→ 【部員が見る軟式野球①】投打かみ合い法政との開幕戦に快勝

第2戦はこちら→ 【部員が見る軟式野球②】明治の勢い止められず、今季初黒星

第3戦はこちら→ 【部員が見る軟式野球③】早大との接戦制し今季2勝目

第5戦はこちら→ 【部員が見る軟式野球⑤】全勝明大の勢い止められず、大一番で敗戦

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