INTERVIEW / FEATURE 2017年3月21日

元日本代表・岩政選手がア式蹴球部の新コーチに就任

ア式蹴球部のコーチに就任した岩政選手(中央)(写真はア式蹴球部提供)

 

 ア式蹴球部(東京都大学リーグ2部)は2月19日、元日本代表DFの岩政大樹選手がコーチに就任したと発表した。岩政選手は今年1月、文京区を本拠地とする東京ユナイテッドFC(関東社会人リーグ1部)に選手兼コーチとして入団。東京ユナイテッドFCの福田雅監督は昨年末からア式蹴球部の監督を兼任しており、今季から2クラブでスタッフを統一した。

 

 ア式蹴球部は昨季、東京都大学リーグ1部で最下位に沈み、2部に降格。今季は1部復帰を目指し、東京ユナイテッドFCと共に練習に取り組んでいる。

 

 東京ユナイテッドFCは東大・慶應義塾大学それぞれのOBクラブ「東大LB」「慶應BRB」を前身とし2015年1月に設立された社会人クラブ。大学と地域の融合を目指し、20年の東京23区初のJリーグ参入を目標に掲げる。設立以降、各リーグで優勝と昇格を重ねている。

 

 岩政選手は04年に東京学芸大学から鹿島アントラーズ(J1)に入団。07~09年のリーグ3連覇に貢献し、日本代表では10年の南アフリカW杯でメンバー入りした。14年にタイでのプレーを経て、15年から昨季まではファジアーノ岡山FC(J2)に在籍していた。

岩政選手の話

 

――東京ユナイテッドFC入団に至った経緯は

 3年くらい前から福田監督と話はありましたが、本格的に考え出したのは今年に入ってからです。昨年末にファジアーノ岡山FCを退団する際、自分の中で「選手だけのサッカー人生はお腹いっぱい」という感情がありました。今は将来について何も決めておらず、一つに絞って活動する方がおかしい。東京ユナイテッドFCは、選手を続けながらコーチや解説などに取り組める場でした。

 

――東大生を指導する中で感じることは

 受験での成功体験をサッカーに還元できていない点です。受験では、毎日の細かな積み重ねが成果につながる経験をしてきたはず。なのにサッカーでは特効薬ばかりを追い求める傾向があるように感じています。個々の選手の特性を理解しながら指導を重ねていくつもりです。

 

沢登孝介主将(文・4年)の話

 

――今季のリーグ戦に向けての抱負をお願いします

 ア式蹴球部は1年での1部復帰を目標としています。福田監督をはじめ多くの方が素晴らしい環境を整えてくださいました。岩政コーチの指導を受けられることや東京ユナイテッドFCの選手たちと練習ができることは、僕たちのレベルでは考えられないほどの好待遇です。自分たちだけでは自覚できなかった弱さを突きつけられる中で日々、成長を実感しています。リーグ戦では今までとは違うア式をお見せしますので、応援よろしくお願いいたします。

 

(石原祥太郎)

 


この記事は、2017年3月21日号からの転載です。本紙では、他にもオリジナルの記事を掲載しています。

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