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2014年12月25日

「日々の努力を積み重ねた上でのひらめき」谷川九段 東大で講演

プロ棋士の谷川浩司九段による講演会が4日、駒場Ⅰキャンパス数理科学研究科棟で開かれた。「常識外の一手で勝利をつかむ」というタイトルの下、棋士として活躍するための心構えなどを解説。会場からは多くの質問も飛び出し、盛況のうちに閉会となった。

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研究、芸術、そして勝負

谷川九段は、棋士として勝ち続けるには「研究者」「芸術家」「勝負師」の三つの顔をバランス良く持つことが必要と説明。普段は研究で腕を磨きつつ、対局に当たっては序盤は芸術家として美しい一局を、終盤は勝負師として目の前の一勝を目指すべきだと述べた。

また、対局の中で個性を発揮し、常識外の最善手を発見することが将棋の醍醐味(だいごみ)だと力説。日常でも、時には経験や常識にとらわれない姿勢が大切だとして締めくくった。

日々の努力を積み重ねた上でのひらめき

講演終了後は、多くの学生から質問が飛び交った。常識外の手を見つけるにはどうすれば良いか、という質問には、日々の努力を積み重ねた上でのひらめきが重要だと回答。終了時間になっても手が上がり続けるなど、大盛況のまま講演会は幕を閉じた。

同講演は、前期教養課程全学体験ゼミナール「将棋で磨く知性と感性」に関連して実施された。この講義では昨年度も、羽生善治三冠(当時)を招いて講演会を開いていた。

この記事は、2014年12月16日号からの転載です。本紙では、他にもオリジナルの記事を掲載しています。

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