COLUMN 2015年3月30日

サークル紹介:東京大学新聞社 毎週発行、紙の「東京大学新聞」はどう作られるのか

東京大学新聞社は、学内の情報を新聞やオンライン上の記事を通して発信する、東大のサークルだ。編集部・デジタル事業部・文化事業部の3部門で構成され、紙の新聞を作るのが編集部の主な仕事となる。

編集部員は全て東大生で、文理を問わず1年から修士2年までのさまざまな学部、学年の学生15人ほどからなる。週刊での新聞発行に向けて企画立案から記事執筆、レイアウトの作成などを全て自分たちの手で行っている。

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東京大学新聞はこうやって作られる

編集部員は、主にニュース、学術、文化という三つの部門に分かれて記事作成を行う。新聞の花形ともいえるニュースを担当するニュース面では、日夜収集した速報性のある情報を発信している。普通に生活していたら見過ごしてしまうような、東大にまつわる特ダネを発信することも。東大に精通している編集部員の中でも、最も東大に詳しくなれる部門だろう。

学術面では、教授や企業に取材して東大が発信する学術研究を特集する。前期教養課程では気付きにくい東大の最新の研究を、間近で知ることができる。文化面は、映画を観賞したり美術館に行ったりと、学内外を問わず東大生が興味を持ちそうな企画を掲載する。また「Campus girl」「Campus Guy」では毎週、魅力的な東大生を紹介。三つのうちでは最も自由な部門かもしれない。

基本的に各編集部員はこの三つの部門のどれかに所属するが、部門間の垣根は低く別の部門の記事を執筆することもある。月に一度くらいの頻度で発行する新入生歓迎号、就職特集号や五月祭・駒場祭特集号などの特集号では、それが特に顕著だ。編集部員のいずれかが各特集号の責任者となり、いくつかの企画を立案。企画ごとに担当者を別に決めるので、志願すれば普段とは分野の異なる記事を書くことも可能だ。

こうして完成した記事を新聞の形に仕上げるのも編集部員の仕事。初めは記事執筆以上に分からないことだらけのレイアウトだが、先輩の指導の下で学ぶので誰でもできるようになる。ここまで身に付けば、晴れて一人前の編集部員だ。

 

新聞の作成以外にも、主に受験生を対象とした『サクセス』や、一年間の記事をまとめた『年鑑』などの書籍の発行も手掛けている。こちらは主に学部2年以上の上級生が担当することが多いが、1年から参加することもできる。

 

東京大学新聞の魅力って?

編集部員の活動は、月曜授業後に開かれる編集会議の出席が中心だ。ここでは前の週に発行した新聞の反省、次以降に発行する新聞の企画の進捗確認や、面ごとの企画の話し合いを行う。担当になったら記事を執筆することになるが、それは在宅でもできるので拘束時間はそう長くはない。

週刊での発行となると、学業や他のサークルとの両立が大変そうに見える。が、基本的には自分の仕事さえすればOKなので、バイトやサークルを掛け持ちする人は多い。試験などで忙しいときは、記事を担当しないようにして負担を減らすこともできる。

文章が上手になったりそれまで関わりのなかった人に会えたりと東京大学新聞の魅力はさまざまだが、やはり自分の文章が新聞という形で多くの人の目に触れるというのが活動する上での一番の喜びだろう。興味を持った方はwelcome@utnp.orgまでご連絡を。

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