スポーツニュース

2017年5月14日

アメフト部 京大に35失点し完封負け オープン戦3連敗

 アメリカンフットボール部(関東学生1部リーグ)は5月13日、オープン戦第3戦を京都大学(関西学生1部リーグ)とアミノバイタルフィールドで戦い、0―35と大敗した。東大は相手の力強いランを止められずに失点を重ねて大敗し、今季のオープン戦は3試合を終えて勝ち星なしの3連敗。オープン戦第4戦は6月11日午後4時15分から、中央大学(関東学生1部リーグ)と戦う。

 

東 大 | 0  0  0  0  | 0

京 大 | 0 14 7 14 | 35

 

 序盤、東大は相手の力強いランに苦しみながら、八尋誠選手(理Ⅱ・2年)のインターセプトや相手のファンブルロストもあって得点を与えない。攻撃ではパス中心の攻めで敵陣に迫るも、タックルで押し戻されるとそこから攻撃権を更新できるほど大きな前進は見込めず、最後はパントキックに追い込まれる。

 

 第2クオーター(Q)以降は京大の攻撃が止まらない。スピードを生かしてタックルをうまくかわすランニングバックに何度もラインを突破され、最後はディフェンスの穴に飛び込まれてタッチダウン(TD)で先制を許す。前半終了間際にも4回のランで79ヤードを走られて追加点を奪われ、14点差で前半を折り返す。

 

 後半に入ると京大の勢いはさらに加速。最初の攻撃はフィールドゴール失敗で逃れるものの、守備陣はラン中心の攻めの前になすすべがなく、続けざまに2TDを奪われる。意地を見せたい攻撃陣だが、捕ればビッグゲインにつながるパスを落球して35秒で攻撃権を失うなど、淡白な攻撃が目立つ。第4Qには樋山大郎選手(理Ⅱ・2年)のランなどで敵陣26ヤードに迫るも、そこからパスでもランでも前進できず結局無得点。試合終了間際には、苦し紛れに投げたパスがインターセプトされてTDにつなげられ、いいところなく0-35で完敗した。

 

第3Q、相手ランニングバックに置き去りにされる東大の守備陣(撮影・児玉祐基)
第4Q、苦し紛れのパスは相手にインターセプトされる(撮影・児玉祐基)

(文・竹内暉英)

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