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2018年11月10日

ラクロス男子 決勝戦で早大に惜敗し関東王者逃す 一時4点差追い付くも力尽きる

 ラクロス部男子(関東学生1部リーグ)は11月10日、早稲田大学と決勝トーナメントの決勝戦を戦い、5─6で敗れた。東大は前半、早大に4点を連続で奪われるが、矢野皓大選手(法・4年)の得点などで第3クオーター(Q)終了までに同点に追い付く。しかし最終第4Qに突き放され、2005年以来の関東制覇とはならなかった。

 

試合終了後、喜ぶ早大の選手たちを見ながら、悔しそうな表情を浮かべる東大の選手たち(撮影・小田泰成)

 

東大|0221|5
早大|2202|6

 

得点者:間野弘暉選手(第2Q)、矢野皓大選手(第2、第3Q)、成田悠馬選手(第3Q)、栗嶋寛基選手(第4Q)

 

 リーグ戦を1試合平均3失点と堅守で勝ち上がってきた東大。しかし、この日はリーグ戦の1試合平均11.8得点を誇る早大攻撃陣を抑えられない。第1Q3分、ステップで突破されて先制を許すと、14分には1対1でマークについていた守備陣が体勢を崩されて2失点目を喫し、相手を勢いに乗せてしまう。その後もクリアやこぼれ球への競り合いで劣勢に立ち、防戦一方に。第2Qには立て続けにシュートを浴びて2点を追加され、4点を追い掛ける苦しい展開となる。

 

第1Q、いきなり先制を許す(撮影・小田泰成)

 

 守備が弱点の早大相手に、シュートを放ってはいたものの決め切れていなかった攻撃陣だが、第2Q17分、間野選手(文Ⅱ・2年)のランニングシュートでようやく反撃ののろしを上げる。関東学生1部リーグベストアタッカーの1人に選ばれた矢野選手も続くと、第3Q4分には成田選手(農・3年)が流れるようなランニングシュートを決め、1点差とする。これで流れを引き寄せた東大は相手の攻撃をしのぐと第3Q16分、矢野選手が得意の左サイドからシュートを突き刺し、ついに同点に。勝負は第4Qに託される。

 

一時同点となる4点目を決め、味方と喜び合う矢野選手(右)(撮影・小田泰成)

 

 しかし最後に相手の攻撃力を見せつけられた。第4Q2分、東大守備陣が激しいチェックでボールを落としにかかるも、相手選手はボールを持ったまま守備陣を置き去りに。そのままフリーでシュートを決められる。9分にはゴール裏から回り込んだ相手選手が、角度がほとんどないところから得点を挙げて、2点差となる。それでも敗色濃厚となった16分、栗嶋選手(工・3年)が1点を返す。さらに、再び攻撃に転じた残り約20秒でタイムアウトを取り、最後の望みをかけて作戦を練る。終了間際に同点に追い付いた準決勝の成蹊大学戦の再現が期待されたが、攻めあぐねた末にパスミスでボールを手放してしまい、試合は終了。学生日本一の夢は、関東で散ることになった。

 

勝負の第4Q、東大は勝ち越し弾を許してしまった(撮影・小田泰成)

 

 これでラクロス部男子は、関東学生1部リーグ準優勝で今季を終えた。今回は最後に関東学生リーグを制した05年以降、5回目の決勝進出。奇しくも早大には、11年の決勝戦でも同じ5─6で敗れており、あと一歩のところでまたも優勝を阻まれた。

 

(児玉祐基)

 

◇ディフェンス・佐藤隼主将(育・4年)の話

──今の気持ちは

 完敗でした。スコアこそ1点差だったが、全ての面で負けていたと思う。

 

──クリアやグラボ(グラウンドボール、こぼれたボールを拾うこと)こぼれ球への競り合いで苦しんでいたように見えた

 そうですね、クリアとグラボ、それにオフェンスと、今年1年苦しんでいたところで早稲田に負けた。それに加えて、自信のあったディフェンスも最後踏ん張り切れなかった。

 

◇ゴーリー・大嶋省吾選手(育・4年)の話

──今の気持ちは

 オフェンスが頑張ってくれていた中、ディフェンスも踏ん張ってはいたけど、あと一歩のところでしのぎ切れなかったのは俺の責任が大きいかな。申し訳ないし、悔しい。

 

──早稲田のシュートは今まで対戦してきたチームと違ったか

 確かにうまかったけど、それよりうまい人と練習や試合をやってきたので、それだけが失点の原因ではない。結局ここ一番の集中力で自分に甘さがあったと思う。ディフェンスが頑張ってくれたから良いシュートも少なかったし、その中で踏ん張れなかったのは悔しい。あと1、2点俺が防いでいれば。

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