スポーツニュース

2026年2月23日

【硬式野球部】長崎県諫早市で春季合宿を開始 意気込み語る

 硬式野球部(東京六大学野球)は2月18日、スポーツパークいさはや(長崎県諫早市)などでの春季合宿を開始した。3月1日までの期間中はリーグ戦での勝ち点獲得、春季リーグ戦・開幕1カード目となる明大戦の勝利という目標のもと、守備などを重点的に練習するほか、練習試合が4試合予定されている。(取材・撮影 宇城謙人、吉野祥生)

 

 各選手・学生コーチのコメントは以下の通り。(19日に取材を実施)

 

【堀部康平(法・3年)内野手】

──春合宿ではどのようなことに取り組むか

 

 トレーニングやスイングスピードなど、チームでさまざまな数値目標を立てている。神宮球場と同じようなサイズ感の球場で、実践でどれだけ通用するか取り組みたい。

 

──自身の目標は

 持ち味は走力を生かした攻撃力だ。盗塁や、塁を稼いで得点に絡むのが持ち味だが、どのように出塁するかというところだ。バッティングを強化して、自分が得点に絡む形を完成させたい。

 

──主将として

 

 ベストナインを取った先輩(酒井捷選手、大原海輝選手、中山太陽選手)やキャプテンシーのある杉浦海大、アンダースローの渡辺向輝選手といった実力ある選手が引退した中で、戦力の低下を痛感する場面はあるが、それをチームで理解し、それぞれが主体的に勝ちに貢献しようという姿勢を例年以上に感じており、良い方向に進んでいると感じている。

 


 

【門田涼平(文・3年)内野手】

──春合宿ではどのようなことに取り組むか

 

 冬場に体力面や技術面にフォーカスしてきたものを、仲間たちとプレッシャーをかけながら合宿で実践に移行したい。

 

──守備、打撃について

 

 チームとして守備を強化していきたいという話もしている。守備位置はまだわからないが、サードでの守備に慣れきれていないので、動きなどを数をこなして染み込ませていきたい。ただ、バッティングの調子を上げてどのポジションでも出られるようにしたい。打率3割、本塁打1本が目標だ。慶大の渡辺和大投手とは対戦成績が悪いのでリーグ戦で打ちたい。

 

──副将として

 

 下級生からもバッティングが良い選手が出てきている。それがチームにもプラスになっているので、自分たちも背中で示せるよう結果を出していきたい。

 

 

【佐伯豪栄(工・3年)投手】 

──春合宿ではどのようなことに取り組むか

 

 今季は長いイニング投げたいので、それに向けてやるべきことをやっている。スタミナはもちろん、2巡目や3巡目の相手打者と対戦できるように変化球の組み合わせやスピードなど、総合的に全部レベルアップを目指している。

 

──自身の持ち味と課題は

 

 持ち味はコントロール。四球は多少許容しても良いので、そのぶん厳しいコースにひたすら投げ続けることを意識している。課題は球速で、現状では六大学のレベルではかなり下の方に位置している。変化球に依存する投球なので、今後はストレートの球速を上げていきたい。

 

──今後の目標について

 

 勝ち点に貢献することが選手共通の目標だが、個人的には昨季勝ち試合でアウトを取れずに降板してしまい貢献できなかったこともあり、一番の目標は勝ち試合でしっかり自分も貢献すること。おそらく(卒業する)今年で野球は最後なので、悔いのないようにしっかり出し尽くし、できる限り多く長く登板したい。

 

 

 

【スタンリー翔唯(文Ⅲ・2年)外野手】

──春合宿ではどのようなことに取り組むか

 

 打撃ではタイミングが一番大事になってくる。生きたピッチャーの球を見ることがようやく実戦で増えてくる中で、タイミングにとりあえずフォーカスしている。自身は調子がの悪いときにポップフライが多いが、そうではなく左中間に低い打球でツーベースを打つ意識を持ちたい。

 

──自身の持ち味と課題は

 

 外野の間を抜く長打を打てるのが強み。なぜか死球も多いのでOPS(出塁率と長打率を足し合わせた値)も稼いでいきたい。一方、守備や走塁はすべてが課題に近い。外野手になったのも数カ月前のことでまだ慣れていないし、足が遅いのもなかなか変えられない。積極的な走塁を目指していきたい。

 

──ここまで約2年間東大野球部で過ごしたが、ここまで振り返ってどうか

 

 1年生の時は怪我ばかりでほぼ野球ができず、2年生の前半は司法試験の勉強があって、なかなか野球に完全に集中できる期間がなかった。ようやく野球に集中できるようになり、あと2年しかないので、なるべく濃い残り2年間を過ごしたい。

 

──今後の目標は

 

 春季リーグ戦では初戦の明大戦スタメンをまず勝ち取りたい。出場していれば自ずと結果はついてくると思うので、数字的な目標は全くないが試合に出続けたい。自身は4年生が終わったら独立リーグでのプレーも考えているが、秋では独立リーグに行く資格のあるような成績を残したい。

 

 

【松本慎之介(理Ⅱ・2年)投手】

──春合宿ではどのようなことに取り組むか

 

 苦手な点や課題をこの合宿で本当に全部克服したいなという思い。フィールディングやサインプレー、けん制などは合宿で完璧にしたいなと考えており、時間を割いていきたい。自主練習練では体のうまく使えてない部分をちゃんと使えるようにしていく。

 

──今年の初めにプロ志望を公言したが

 

 まだここからな部分が多いが、自分自身にプレッシャーかけて、公言することで色々やらなければいけないという部分も出てくると思う。今のままでは絶対にダメだというのは自分も思っているので、やりたいことをちゃんと口に出して、それに向かってやることをやっていきたい。


──今後の目標について

 

 一番はまず怪我しないこと。ここからどんどん投げるイニングも長くなっていくと思うが、そこで怪我してしまうと本当にもったいない。自分から主張したりケアもしっかりしたりしていきたい。リーグ戦では春は3勝して勝ち点1をあげたい。

 

 

 

【小美野晴寛(文Ⅱ・1年)外野手】

──春合宿ではどのようなことに取り組むか

 

 冬に下半身の強化を中心としてトレーニングをいっぱい積んできたので、それをまたパワーアップしたい。春に向けてまた実戦の動きに近づけて、春季リーグ戦で活躍できるように練習している。

 

──自身の持ち味と課題について

 

 持ち味はバッティングなので、そこでしっかりチームの中で目立ってアピールしていきたい。さらに、それ以外の守備と走塁もチームの足を引っ張らないように、リーグ戦で守れるようなレベルに達したい。走塁では走り方に改善の余地があるので、スプリント力を高めていく。

 

──今後の目標について

 

 春の春季リーグ戦でスタメンを取りたい。チームとしてもこの合宿に来て、春季リーグ戦初戦の明大戦に勝つという部分で、みんなで同じ方向を向いてやっている。しっかり初戦勝てるように全員で頑張っていきたい。

 

 

【中根慎士郎(文Ⅰ・1年)投手】

──春合宿ではどのようなことに取り組むか

 

 冬場に鍛(きた)えたフィジカルやピッチングフォームを実践に向かって使えるようにしたい。軸足に弱点があるので、そのトレーニングや体重の増量に取り組んでいる。コントロールの定まっていなかったチャンジアップの強化にも取り組んでいる。ストライクゾーンの出し入れなどができるようにして、左打者に対応できるようにしたい。

 

──初登板を果たした昨季を振り返って

 

 ストレートとスライダーをメインで投げていたが、コースに投げ切れればある程度は通用するものもあると感じた。だが少しでも甘くなると長打にされてしまうことを明大戦や立大戦で感じた。

 

──春季リーグ戦での自身の役割は

 

 カード2戦目、2人目に登板する投手が試合結果を大きく決めると感じている。自分は中継ぎになると思うが、チームの勝ちにしっかり影響していきたい。

 

 

【池田剛志(理Ⅱ・1年)投手】

──春合宿ではどのようなことに取り組むか

 

 直球の球速に重点を置いている。(昨季はリーグ戦で140km/hを計測していたが)145km/hが2年春で目指している数字だ。身長はあっても他大学の投手と比べて線が細いので、身体的な面にも取り組んでいる。

 

──変化球はどう分析しているか

 

 変化球は変化量はあるが、他大学の投手のように球速を上げていきたいと考えている。得意なスライダーに取り組んでいる。変化球で狙ったファウル、空振りを取るのが目標達成の目安だ。

 

──どのような選手になりたいか

 

 昨季は他大学の投手陣に東大の打者が苦戦したので、逆に他大学相手にそういったピッチングをしたい。先発になるか中継ぎになるかはわからないが、どのような役割でもチームに貢献できる選手になりたい。松本慎之介(理Ⅱ・2年)選手が2年秋に2勝したので、そこに負けないようにしたい。

 

 

【大江宣知(薬・3年)学生コーチ】

──学生コーチの役割は

 

 ノックを打ったり、バッティングピッチャーを務めたりする。打撃や守備の部門長など幹部と話し合って、練習メニューを決めるのも役割だ。選手起用に関わることもあり、選手や監督と関わるので、信頼関係を保つのが成功につながると考えている。

 

──春季合宿ではどのようなことに取り組むか

 

 目標である明大戦での勝利に向けて、少しのミスも許されない。内野手、外野手ともにノーエラーを目標に掲げているが、練習でまずは緊張感を持ち、出たミスはきっちり一つずつ拾っていきたい。



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