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2019年9月25日

世界大学ランキング 総合36位に上昇 国際性38点台にとどまる

 

 英国の教育専門誌タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)が12日に発表した世界大学ランキングの最新版で、東大は昨年の42位から総合順位を上げ国内最高の36位となった(表)。アジア内順位は2年連続5位だった。

 

 評価基準5分野のうち、東大は教育・研究の分野でそれぞれ85・9点(13位)、89・6点(17位)。この2項目では80〜90点を、評価基準が変わった2011年からほぼ維持している。産学連携では昨年から10・2点増加して77・4点と満足な結果を残した。70点を超えたのは12年以来。一方、論文被引用では60・7点、国際性では38・2点と、依然課題を抱える。

 

 国内大学では京都大学が65位、東京工業大学と東北大学が251位~300位にランクインしている。日本の大学についてTHEは「優れた研究者や留学生を引きつけたり、他国の研究者との協力を進めたりして国際性のスコアを向上させるべき」と評価した。

 

 アジア内では、清華大学が2年連続で首位。他にも北京大学、シンガポール国立大学、香港大学が東大を上回った。

 

 世界1位は4年連続で英オックスフォード大学で、昨年5位だった米カリフォルニア工科大学が続く。上位12校は米英の大学が占めた。

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