COLUMN 2018年11月20日

【駒場祭おすすめ企画】点字名刺づくり体験 点字の世界へ扉開く

点字名刺づくり体験

東京大学点友会

@5号館533教室

全日全時間帯

 

シールに点字を打ち込み、世界に一つだけの点字名刺を作る

 

 例年10万人以上の来場者を集める駒場祭。期間中、駒場Ⅰキャンパスは老若男女さまざまな人でにぎわうが、中には視覚障害を持った来場者も。彼らが駒場祭を楽しめるよう、駒場祭委員会と連携し、点字版のパンフレットと手触りで読める校内図「触地図」を作成している団体がある。40年以上の歴史を誇る老舗サークル・東京大学点友会だ。

 

 そんな点友会が毎年、駒場祭の来場者に点字のことを知ってもらうべく出展しているのが「点字名刺づくり体験」。名刺大に切った色紙に来場者の名前などを書いてもらい、上から点字シールを貼れば、世界に一つだけの点字名刺の完成だ。もちろん、専用の道具を用いてシールに点字を打ち込む作業も体験できる。

 

 「五十音表があれば、点字は読むのも書くのも難しくありません」と企画責任者の内田智也さん(理Ⅰ・2年)。日本語の点字はローマ字同様、母音と子音の組み合わせで構成されるため、ローマ字さえ分かれば覚えやすいという。

 

 とはいえ、使いこなすとなると話は別だ。「晴眼者は複数の文字を固まりで認識してぱっと読み進めることができますが、点字は1文字ずつしか読み取れません」。そのため、点字版のパンフレットでは、視覚障害者にも読みやすいよう情報を絞り込む必要がある。連絡係の坂口あんずさん(文Ⅲ・2年)も「必要最小限の情報を盛り込み、各文章の文体も崩さないように企画の紹介文を要約することを心掛けています」。

 

 分かりやすくも奥深い点字の世界。内田さんは「少しでも知識が付けば、身近にあふれる点字が目に入るようになりますよ」と話す。「点字の書き方を知って、来場者の方に点字を身近に感じてほしいです」


この記事は、2018年11月13日号に掲載した記事の転載です。本紙では、他にもオリジナルの記事を掲載しています。

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キャンパスガイ:細江塔陽さん(文Ⅱ・2年)

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