EVENT 2017年11月24日

【ミス&ミスター候補者図鑑】駒場祭3日目開票 栄冠は誰の手に

 今年で20周年を迎えるミス&ミスター東大コンテスト。駒場祭最終日の26日午後2時30分からグランドフェスティバルステージで特技披露などが行われ、インターネット上と当日の投票でグランプリと準グランプリが決まる。栄冠を手にするのは誰か。活動の集大成を迎える候補者たちの素顔や魅力に迫った。

(数字はエントリーナンバー。ミス候補4番の久多良木麻琴さんは出場を辞退した)



ミス東大① 谷山響さん(理Ⅱ・1年)

芯に秘める熱い心

 「初対面の人ともすぐ仲良くなれます」。その言葉通り、ミスコンの活動を通じて、他大のミスコン候補者など多くの人と親睦を深めた。現在は二つのダンスサークルをはじめ計五つのサークルに所属。中高ではミュージカルに熱中し、男役を務めていたせいか「性格も男っぽいと言われます」。

 「昔はピンクやスカートなどのかわいらしい服が嫌でした」と言うが、今は季節や気分に合う服を着こなし、ファッション誌『CanCam』の読者モデルも務める。空き時間の楽しみはインスタグラムでモデルの投稿を見ること。「かわいい女の子を見るのが好きだから」と言うが、ファッションの勉強も兼ねる。

 実は他の参加者の知名度や魅力に圧倒され、1年生で出場したことを悩んだ時期もあった。今は「やると決めたら最後までやり遂げたいです」。そう語る瞳には、飾り気のない強さが宿る。


ミス東大② 松本有紗さん(農・3年)

見てるだけじゃ嫌

 知り合いに誘われ「友達づくりにいいかな」と参加を決めたミスコン。テレビ出演も経験し「初めて会う人ばかりで緊張します」とはにかむが、積極的に話して新しい出会いを楽しんでいる。

 周りからは「よく眠そうだと言われる」一方、人間観察しながら一人で散歩するのが好きという行動派。何事も遠くから見ているだけでは飽き足らず、東方神起をきっかけにK-POPに興味を持つと大学ではコピーダンスに挑戦。好きなお笑いは、劇場の会員になりライブに通うほどだ。

 大のミルクティー好きでもある。「何か飲むならミルクティー」と言い切り、朝食時に飲み、大学に着くと必ず購入、帰ってからも1杯と愛は止まらない。

 ミスコンの活動を続ける中で応援の声が届くようになった。「皆さんに喜んでもらえるよう、グランプリを目指します」。もう、自分のためだけのミスコンではない。


ミス東大③ 辻田良枝さん(工・4年)

未知の世界で輝く

 金融系の企業への就職が決まり「大学生として最後に頑張りたい」とミスコンへの挑戦を決意。「焦らずに最後まで頑張る」ことを信条に取り組んでいる。

 アピールポイントはほっぺた。「よく周りの人にほっぺたがたこ焼きみたいと言われます」

 仲の良い友達に恵まれながらダンスサークル「東大娘。」で活動し、アイドルのコピーダンスをする中でアイドルにはまり始めた。「ライブで盛り上がるのも、家で動画を見るのもどちらも好きです」

 「少女漫画も幼い頃から好きで、特に『なまいきざかり。』がお気に入りです」。LINEマンガを愛用し、休日も楽しく過ごす。

 「撮影のとき、メイクさんなど普段なかなか会えないいろんな人に出会え、すごく楽しかったです」と知らない世界との遭遇を満喫している。好奇心あふれるあなたに誰もが引き込まれそう。


ミス東大⑤ 大野南香さん(理Ⅱ・1年)

明るい盛り上げ役

 美容室に月5回通うこともあるほど、髪色に並々ならぬこだわりを見せる。美容師と頻繁に連絡を取り何度も試行錯誤を繰り返した結果、ようやく理想的な栗色にたどり着いた。「髪に歴史が詰まってますね(笑)」

 物まねで場を盛り上げるのが得意。『クレヨンしんちゃん』のボーちゃんや芸能人のローラ、学校の教師など、レパートリーは豊富だ。その気さくな人柄で、たまたま入った居酒屋の店員と仲良くなり、そこで働くことになったほど。

 昔から多くのスポーツに挑戦し、大学ではゴルフを始めた。興味があるバイトはすぐ応募し、五つも掛け持ち。「やりたいことがあったら突き進みます」と笑う。

 1年生でミスコンに出るのは早過ぎると言われることもあるが、「どんな状況であれグランプリを取ることに意味がある」と意気込む。その輝く笑顔で本番を盛り上げてくれることだろう。


ミスター東大① 奈良秀春さん(理Ⅰ・2年)

刺激が自分変えた

 大学に行って、部活に参加して、運転免許を取って……という平凡な日常に何か刺激が欲しかった。「のほほんとしていた自分を変えることができれば」と、ミスターコンに出場。イベントのステージに立つとかなり緊張したというが「注目されるといい気分になります」と、なかなかできない経験を楽しんでいる。

 特技は中学から続けている体操。後方宙返りなどの技を余裕でこなし、逆立ちは1分間できるという。運転も得意だが、意外にも休日はインドア派。ゲームや読書をしてくつろぐのが好きで、愛書は『竜馬がゆく』だ。

 もともとシャイだったが「ミスターコンを通じてコミュ力が上がった」と成長を実感。体操の大会で他大学の選手に自ら積極的に話し掛けられるようになった。「本番は緊張でかまないように頑張ろうと思います」とえくぼを見せる。その謙虚さと高い向上心で今後も成長を続ける。


ミスター東大② 田中智大さん(理Ⅰ・2年)

型は破るに限る

 「ただ格好良さを発信することには何の意味も感じません」ときっぱり。ミスター候補なら普通はやらない突拍子もないことを次々とやってのける。歌舞伎町で一流ホストから接客方法を学んだり女装をしたりと、その活動の幅は広くユーモアにあふれる。

 新しいことに挑戦するのが好きで、在学中の起業を目指す。今一番の関心事は「仮想通貨」。仮想空間での土地の売買が可能になるなど「経済システムに革命を起こし、いろんなサービスに応用できるのが面白いんです」と熱弁する。インターン先の金融系ベンチャー企業で仮想通貨の調査や新規事業の立ち上げに日々励み、専門知識が広がりつつある。

 グランプリを取る意志は最初から変わらず「やると決めたことは最後まで本気でやり抜く」とのまなざしは真剣だ。型にはまることなく常に挑戦し続ける姿が、人々を引き付けるのだろう。


ミスター東大③ 小林亮太さん(文・3年)

期待受け波に乗る

 高3で駒場祭に来てからミスターコンに憧れていた。しかし「自分から応募するのは気が引けて。誰かに『出たら?』と言われるのを待っていたんです(笑)」。話すたびにこぼれる笑みを見れば、周囲も背中を押したくなるだろう。

 昨年行った米国で本場の風を感じ、サーフィンが趣味に。人が少なく、良い波が来るという冬の海へ繰り出す。「『趣味はサーフィン』と言えたらかっこいいな、と思って始めました」。高校時代にギターを始めた理由も同じで「ミーハーなんだと思います(笑)」。

 ミスターコンの活動を機に、敬遠していたSNSを使い始めた。「思いの外温かいコメントをもらえて、SNSの良さを知りました」。本番では「ほそぼそと」続けているギターを演奏する予定で「微力ながら、周りの人の期待に応えたいです」。にじみ出る謙虚さと笑顔を武器に、本番でも波に乗る。


ミスター東大④ 二宮孝太さん(工・4年)

隠れた力生かす時

 「どこで落ち合うのか分からなくて」。どこからともなく取材場所に現れたミスター候補は、フラノのシャツの似合う素朴な青年だった。「少し抜けている分、好かれやすいのかな」と言葉を拾うように語る姿に、こちらの気分も和らぐ。

 ミスターコン出場の理由を「大学生活でこれをやったといえるものがなかったから」と言うが、実は運動部や科学コンテストなど「広く浅く」経験を積んだ4年間だった。今年は、プログラミング講師のインターンシップや、実際の投資家やベンチャー企業のトップから起業を学ぶプログラムに挑戦。まだ目標は定まらないが「自力で将来をつくれる人って格好いいな」と目を輝かせる。

 大ファンだという乃木坂46の「派手ではないけど頑張っている」姿に今までの自分を重ねる。自称「教室の隅で読書している系」が、晴れの舞台でどんな姿を見せてくれるか注目だ。


ミスター東大⑤ 砂川信哉さん(理Ⅰ・2年)

誰よりも個性的に

 幼い頃から好きだったスポーツバラエティー番組「SASUKE」に出たくて仕方がない。「完全制覇」を目指し、週2、3回ジムで筋トレに励む。番組出演には体力だけでなく特別な肩書きも必要で、3浪して東大に入った後もさらなる希少性を求めてミスターコン出場を決意した。「ミスター東大になれば夢へ近づけると思って(笑)」

 沖縄出身で、自由奔放な性格。2浪目まではよく遊び、3浪目でやっと心を入れ替え勉強に励んだ。カラオケが趣味で、歌唱力向上のために毎週通い詰める。十八番はEXILEの「ただ…逢いあたくて」。ツイッターには1日2〜4時間は費やすといい、趣向を凝らしたネタツイートがよく話題を呼ぶ。

 浪人中にミス・ミスターコン候補が頑張る姿を見て活力を得たといい「今度は僕が皆さんに元気を与えたいです」と気合十分だ。目指せ、ミスターコン完全制覇!



この記事は2017年11月14日号からの転載です。本紙では他にもオリジナル記事を掲載しています。

 

 

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