COLUMN 2015年4月20日

「東京大学で一番アフリカに近い」MPJ Youth

「夏休みに海外留学をしてみたい」「将来は国際的な場で活躍したい」――。国際化が進む東大に入学したからにはと、このような考えを持っている新入生も多いのでは。ただ少しだけ考えてみてほしい。今思い浮かべている「海外」や「国際的な場」は、何となく「欧米の豊かな国々」ではないだろうか。世界にはもちろん、いろいろな国・地域があるが、日本にいる私達にとって遠い存在は忘れられてしまいがち。例えばアフリカ。欧州の国を10つ言える人は多いだろうが、アフリカの国を10つ言える人は、そう多くはないだろう。

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「東京大学で一番アフリカに近い」――。このキャッチコピーを持つ団体が「Millennium Promise Japan Youth(MPJ Youth)」だ。アフリカの貧困削減を支援し日本におけるアフリカの広報につとめるNPO法人「Millennium Promise Japan」の活動に賛同する学生たちで構成される。2009年3月アフリカ・モザンビークに派遣された学生を中心に結成され、設立以来アフリカが抱える多様な課題の解決に貢献することを目指し、活動を行っている団体だ。

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「学び」と「発信」という大きく分けて二つの手法で、取り組みを進めている。「学び」として週に一度、勉強会や講習会を開催。メンバーの関心に基づきディスカッションをしたり、時には講師として外務省や国際協力機構(JICA)などの専門家を招いたりと、アフリカについての知見を深める。「発信」としては五月祭などで講演会を主催。2015年度五月祭では、ボコハラムおよびイスラム国というイスラム過激派の活動が今後どうなっていくのか、そして必要な対策は何かを専門家を招いて議論する。外務省ナイジェリア課の職員の他、さらに講演者を招く予定だという。日々の「学び」を基に、問題意識の共有や課題提起などにも努めている。

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MPJ Youthの活動の集大成は、「学び」「発信」の二つを兼ね備えた年に一度のアフリカ研修だ。東大の支援を受けながら研修旅行に行きアフリカで学び、アフリカの学生と議論し、自分自身で感じたことを発信できる。毎年3月に10日間程度の日程で行われ、過去にはルワンダ・ガーナ・タンザニア・ウガンダなどを訪れた。研修先の大使館に招かれることもあるそうだ。

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メンバーは現在約60人で、前期課程限定のサークルではないため、1年生から4年生までがそろう。東大生が多数を占めるが、男女問わず他大からもアフリカに関心のある学生が集まっており、現在は東京外大や明治大、立教大、津田塾大などの学生も在籍している。新歓として、4月18、25日に「アフリカとイスラム」と題した勉強会を開催予定。興味を持った読者は、ぜひ一度参加してみてはいかがだろうか。

メールアドレス mpjyouth.shinkan2015@gmail.com

ホームページはこちら  http://mpjyouth.web.fc2.com

サークルや部活動について、東京大学新聞オンラインで紹介したい方は digital@utnp.org までご連絡ください。

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