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2021年10月5日

【東京六大学野球】早大戦 2試合で計42失点と歴史的大敗

 硬式野球部(東京六大学野球)は10月2、3日、早稲田大学とリーグ戦を戦い、1回戦は23─1、2回戦は0─19で敗戦した。1回戦は2011秋季リーグ以来の20点以上の失点での敗戦。2回戦は無得点に終わり、19失点と1回戦に続き大量失点での敗戦となった。

取材・安部道裕、黒田光太郎

 

1回戦 14四死球23失点と投手陣乱調

 

早大|033132605|23

東大|000000100|1

 

七回、副将水越の一打で生還する松岡(撮影・山﨑聖乃)

 

 先発のエース井澤駿介(農・3年)は初回、先頭打者に出塁を許すも無失点に抑える立ち上がり。しかし二回、早大5番丸山からソロ、9番徳山から2ラン本塁打を浴び、3点を奪われる。三回にも四球で走者をためたところに2本の適時打を打たれ3失点。早大打線を前に3回6失点で撃沈した。四回からマウンドに上がった小宗創(育・4年)も制球に苦しみ、四回に1点、五回に3点の追加点を献上する。六回から代わった古賀拓矢(経・3年)もストライクが入らない。七回には先頭打者から連続で三つの四球を与えるなど、六回から計五つの四球を与え七回途中で降板した。ここまで良いところがない東大投手陣であったが八回の西山慧(工・3年)の投球は圧巻。力強い速球とキレのある変化球で、早大クリーンナップを三者三振に斬る。しかし、その西山も九回には5失点と崩れた。

 

 一方の打線は六回まで無得点と早大先発の徳山を打ち崩せない。それでも七回、先頭の松岡泰希(育・3年)が好機をつくると、今季安打のなかった副将水越健太(経・4年)が右中間への適時二塁打を放ち、早大に一矢報いた。

 

初回一死三塁、3番大音の遊ゴロで飛び出し、タッチアウトとなる宮﨑(撮影・安部道裕)

 

2回戦 19失点と早大打線に苦しむ

 

東大|000000000|0

早大|31321801 X|19

 

初回に2本の本塁打を浴びた東大先発・松岡由機

 

 先攻の東大は初回、3番大音周平(理・4年)の左前打で四球で出塁していた阿久津怜生(経・3年)を得点圏まで進めるなど、まずまずの滑り出し。さらにその裏、早大先頭打者の一、二塁間を抜けるかのように思われた打球を、一塁手梅林浩大(理Ⅰ・2年)の好プレーでアウトに取る。しかしその後、早大3番、4番に連続で本塁打を打たれ、一挙3点を奪われる。それでも二回、早大鈴木の盗塁を松岡泰希(育・3年)が刺殺するといった好プレーが見られた。しかし、早稲田の猛攻は続く。三回に3点、四回に2点と複数得点を重ね、六回裏には怒濤(どとう)の連打で8得点を挙げられる。それでもこの回、早大の4番、5番を三振に取ってチェンジにするなど投手の松岡由機(文Ⅱ・2年)が見せ場をつくる。この流れは続き、七回裏、今試合初めて早大を無得点に抑える。八回表、代打で出塁した奥田勇(工・4年)の盗塁で好機を広げ、2番阿久津の左前打で奥田が本塁まで走り込むも、早大左翼手の好返球によってこの回も無得点で終わる。

 

 見せ場を何度か作った東大だったが、早稲田の強烈打線に苦しめられた試合となった。

 

1回戦九回、ぼうぜんと打球の行方を追う東大ベンチ

 

井手監督コメント

「先週の立教戦勝利で、立教に2連敗している早稲田戦にあわよくばの期待を抱いて向かいました。結果は無惨なもので、必死の振り込みをしてきた早稲田打線に、投手陣が木っ端微塵(みじん)に打ち砕かれてしまいました。2試合で42失点、守り17イニングで失点0は3イニングしかありませんでした。2週連続で経験したことのない試合になりましたが、今週の結果は東大野球部のピンチです。なんとかネジを巻き直して来週の明治戦で結果を出します」

 

大音主将コメント

「2試合とも投手を中心とした守備がうまくまとまらず、このような結果になってしまったのですが、バッティングや走塁では良いポイントもいくつかあったので、成長している部分は自信を持って、修正できる部分は修正して次の明治戦を迎えたいです」

 

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