SPORTS 2016年9月23日

第55回七大戦 東大が歴代最高得点で4年ぶり11回目の総合優勝

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 第55回全国七大学総合体育大会(七大戦)は9月18日、全42競技が終了し、主管校を務めた東大は歴代最高得点となる234.5点を記録して4年ぶり11回目の総合優勝を果たした。東大は全42競技中13競技で優勝し、東北大学の4連覇を阻止した。9月24日には本郷キャンパスで閉会式が行われる。

 

 東大は序盤から首位を堅持するも、夏季競技が本格化する8月には大阪大学の追い上げを受けて一時、首位を明け渡す場面もあった。その後バレーボール女子の優勝などで首位を再び奪還すると、8月終了時点では総合得点194.5点で、2位阪大に19.5点差をつけて首位に立っていた。

 

 しかし、9月に入ると再び東北大・阪大に迫られる。1~5日のソフトテニスで東大は男子が5位、女子は該当団体なしで、東北大に点差を詰められると、2~6日のアーチェリーでは2位に入るも東北大が優勝、阪大が3位で差を広げられない。3~7日の卓球では男子が7位、女子が4位と苦戦。男女両方で優勝した阪大、男女共に2位となった東北大が同点で総合2位に並び、東大は6.5点差まで詰め寄られる。

 

自動車の2連覇で東大の総合優勝が決まった(写真は自動車部提供)
自動車の2連覇で東大の総合優勝が決まった(写真は自動車部提供)

 

 それでも東大は6・7日のソフトボールで阪大を決勝戦で破り、この競技で初優勝。総合2位の阪大と8.5点差で迎えた12・14日の自動車でも2連覇して点差を14.5点とし、全競技終了を前に総合優勝を決めた。18日に行われた最終競技の体操では3位。総合得点を234.5点として東北大が前回大会で記録した歴代最高得点を更新した。

 

◇運動会総務部・七大戦実行委員会で運営に携わった山之城晃士さん(理Ⅰ・2年)のインタビュー

――七大戦を振り返って

 主管校ということで各部の部員たちが熱意を持って、一つ一つの競技に取り組んでくれたために、大会が盛り上がりを見せました。(3連覇中の)東北大には負けられないという思いがあったので、優勝という結果は大変うれしく思います。途中、阪大の猛烈な追い上げを受けて「まずい」と感じる場面もありましたが、最終的に優勝することができて良かったです。運営としても大会を滞りなく進め、無事に終えることができました。

 

――七大戦優勝の要因は

 第一に順位の上がった競技が増え、底上げができたことです。東大が主管ということで各部も気合を入れて、地道な努力を続け、それが結実したものだと思います。課題だった女子競技でもラクロス女子、空手道女子などで順位を上げ、バレーボール女子と弓道女子では優勝を遂げました。その他の競技でも、極端に弱いものが減ったことが得点上昇につながったと思います。

 

――運動会総務部として取り組んだことは

 基本的に主管校として七大戦の公正な運営を行うため、目立った強化策は行っておりません。一方で機会あるごとに各部へ激励を行い、ホーム開催への機運を高めてきました。

 

 また、駒場での得点板設置や、Twitterでの得点経過の発信などを通じて一般の学生に七大戦について知ってもらう機会を作るようにもしました。今後は大学全体で応援して「自分の学校が勝った」という意識を共有してもらえるよう、多くの学生を巻き込めるようにしたいです。

 

――9月24日には閉会式が開催されます

 七大戦の有終の美を飾り、来年名古屋大学を主管に行われる第56回七大戦への橋渡しとなるような閉会式にしたいです。七大戦は、学生同士の大学を超えた交流の場や学生が成長する場でもあります。伝統を次回以降へと継承できるよう、きっちりと締めくくれる式を目指します。各運動部だけでなくさまざまな学生団体の人たちにも出席していただく予定です。

 

――来年への意気込みをお願いします

 目標は主管破りでの連覇となります。今回大会では多くの競技で順位を上げたので、この傾向を来年も続けていきたいです。

 

(文・関根隆朗)

 

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