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2021年4月19日

【東京六大学野球】明大戦 明大の猛攻を受け大差で敗北

 硬式野球部(東京六大学野球)は4月17、18日、明治大学とリーグ戦を戦い、1回戦は11―0、2回戦は2―17で敗れた。明大は、1回戦は2本の本塁打を含む17安打、2回戦は1本の本塁打を含む19安打と打線が爆発。東大は2試合で合計28得点を許し、連敗した。

 

・1回戦(4月17日)

明大|0 3 1 0 2 0 4 0 1|11

東大|0 0 0 0 0 0 0 0 0|0

 

 一回、明大の一番打者に出塁を許すも、捕手の松岡泰希選手(育・3年)が盗塁を刺す好プレーを見せ、3人で初回を終えた。しかし二回、東大先発の井澤駿介投手(農・3年)が明大打線につかまる。明大の四番、五番打者に連続で安打を打たれると、六番篠原翔太選手に本塁打を浴び、この回3点を失う。続く三回には、またも捕手の松岡選手が盗塁を刺す好守を見せるも1点を失い、井澤投手は三回を投げ4失点で降板した。

 

松岡泰希選手は1回戦で三つの盗塁を阻止し、強肩が光った(撮影・安部道裕)

 

 東大打線は明大先発投手の前に、四回まで安打なしと抑え込まれる。点差を縮めたい東大は五回、先頭の水越健太選手(経・4年)がチーム初安打を放ち、盗塁でチャンスを広げるも無得点で終わる。

 

 東大は七回、九回にも追加点を許し、0―11で試合終了となった。しかし水越選手は3安打の猛打賞、松岡選手は盗塁を三つ刺すなどの活躍を見せた。

 

・2回戦(4月18日)

東大|0 0 0 0 1 1 0 0 0|2

明大|2 1 1 1 1 6 3 2 X|17

 

 一回、東大は二番の中井徹哉選手(農・3年)が四球を選び出塁する。盗塁を成功させて一死二塁の好機とするも、三番の大音周平選手(理・4年)、四番の井上慶秀選手(育・4年)は凡打に倒れ、無得点に終わる。その裏、東大の先発西山慧投手(工・3年)は明大の二番、三番打者に連打を浴びるなど、2点を失う苦しい立ち上がり。西山投手は一回でマウンドを降りた。

 

 明大に毎回得点を許す苦しい展開の東大であったが、五回、六回には1点ずつ得点した。流れを取り戻したかに見えた東大であったが、六回に打者一巡の猛攻を受け、6点を失う。七回以降は明大の継投を前に走者を出すこともかなわず試合終了となった。

 

2回戦五回、犠飛でこの試合初得点をもぎ取る(撮影・安部道裕)

 

 東大は一回から六回までは毎回得点圏に走者を進めている。次戦では好機での一打に期待したい。

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