キャンパスライフ

2022年2月24日

【サークルペロリ】宇宙産業振興のための偉大なる一歩を目指して➡宇宙開発フォーラム実行委員会

 

 昨年末に実業家の前澤友作さんが日本人初の民間宇宙旅行を達成するなど、最近何かとホットな宇宙産業。宇宙への好奇心を満たしたい記者が今回活動に参加させてもらったのは、宇宙開発フォーラム実行委員会(SDF)。訪れた新年最初の活動では、代替わりを経て新体制での活動をスタートさせようとしていた。代表の大口レオナルド春樹さん(理Ⅰ・2年)を中心に今年1年の方向性を決めるとともに、会員それぞれにも自身の目標や活動内容を整理してもらい、そのさらなるブラッシュアップを図っていた。

 

代表の大口レオナルド春樹さん

 

 毎年9月に東大の武田ホールで行われるフォーラムが活動の軸であり、宇宙産業に携わる企業や、関心のある学生などを招いて盛大に行われる。そのフォーラムに向けて週1回土曜日に定例会議が行われており、フォーラムで扱われる可能性のあるプログラムについて、5,6人のグループに分かれて話し合う。            

 

 一つのテーマとして提示されたのは、航空宇宙技術の他産業への応用という、最近注目の話題だ。例えば海運業界では、衛星データの海難対策への利用が進み、年間1兆円の経済効果を生むことが予想されている。このような他分野への応用は、技術を活用する側にとって利点となるばかりでなく、宇宙産業としても、社会の関心を高め産業振興を見込める機会となっている。

 

 上記のようなテーマを実際にフォーラムのプログラムとして扱う場合には、ワークショップやパネルディスカッションなど形式はどうするか、どのような講師を呼ぶのか、プログラム参加者のターゲットはどうするのかなどを決定する必要があり、週次で話し合うことは多岐にわたる。グループで話し合った内容はその場で全体にも共有され、会員全員で一つずつ知識を深めていく。

 

 昨年のフォーラムは新型コロナウイルスの影響で、対面での参加人数を制限し、フォーラムの模様はYouTubeで配信する形となった。例年行われているレセプションと呼ばれるフォーラム後の交流会は開催できず「知識や経験を持つ方と直接お話しする貴重な機会が失われて残念です」と岩本悠希さん(理Ⅰ・2年)は語る。

 

 グループでの話し合いは少し脱線をして、今後の日本の宇宙政策にも及ぶ。宇宙産業を振興させるために、いかにして自分たちが社会にインパクトを与えられるか真剣に悩む姿は、今後彼らが日本の宇宙業界を背負っていくことを予感させる。牧野有里子さん(慶應義塾大学)も「自分と同じだけの宇宙への熱量を持っている人たちと交流できることがこのサークルの魅力です」と語っていた。

 

 所属している学生の大学、文理、関心や知識、全てが多様であり、さまざまな目線で議論ができる当サークル。宇宙への扉を開きたい方は是非一度活動に訪れてみては!!(松本雄大)

 

定例会議では活発な議論が交わされた

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