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2018年2月5日

駒場コモンズ計画 仮設体育館建設へ 2月5日に着工

 教養学部は1月22日、駒場Ⅰキャンパス正門前バレーコート(図)に仮設体育館(仮称)を建設する工事を開始すると発表した。工事は本日2月5日に開始。完成は5月31日、解体は2020年4月を予定。工事は老朽化した第2体育館などを解体し国費で「駒場新体育館」を建設する「駒場コモンズ計画」の一環で、仮設体育館完成後解体される第2体育館の代替施設として利用される。

 

 仮設体育館は床面積1320㎡の地上1階建て。バレーボールコート2面が取れる1046㎡のアリーナとトレーニング室、更衣室などを備える。

 

 工事中は正門~数理科学研究科棟間の道が通行止めとなる(図)。工事車両の入構は主に正門からで、教養学部学生自治会は「人通りの多い新歓期に、最も人通りの多い正門~駒場東大前駅間を工事車両が通行する」と批判している。

 

(図)通行止めとなる道と工事車両の通路

 

「共同ラボ」の建設も浮上

 教養学部学友会学生理事会駒場コモンズ特別委員会は23日、新体育館に加え、スポーツ先端科学研究拠点・第1体育館の補完施設や収益施設「共同ラボ」の建設計画が進んでいると明らかにした。特別委員会は「学生不在で収益施設ありき。学生や大学の利益にならない」と反発している。

 

 教養学部は昨年6月、本紙の取材に「重要な進展があった段階で正確な説明を行いたい」と回答していたが、26日現在、計画全体の説明は実施されていない。学生自治会は2月9日の学部交渉で、教養学部に情報公開などを求める構えだ。


この記事は、2018年1月30日号の記事を再編集したものです。本紙では、他にもオリジナル記事を公開しています。

 

 

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