キャンパスライフ

2014年5月1日

まるで外国?本郷のステキな輸入文具店、SCOS

今回は、赤門から徒歩約5分、菊坂通りにある輸入文具店、SCOS stationery’s cafeにお邪魔しました。

お店のコンセプトは、「外国にある、街の文房具屋さん」。外国ではどこにでもありそうな街の文房具屋さんのイメージ、でも日本だと珍しい文房具を取り揃えています。目に鮮やかなカラフルな文房具や、私には読めない外国語が書かれた文房具が店じゅうぎっしりと並び、お店に入った瞬間からわくわくします。

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早速、店長の寺村さんおすすめの文房具の紹介に入ります。

一つ目はこちら。お店オリジナルのミニカード。ちょっととぼけた感じのおすもうさんが可愛らしいですね。こちらのお店は東京駅に二号店があり、そこでは特に外国人の方が日本土産に、と大人気だそうです。

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次は、真っ赤なherlitzのノート。こちらはドイツ製の少し分厚いノートです。店長によると、東大生がこのノートにぎっしりと難しそうな数式を書き込んでいるのを見たことがあるのだそうです。そして偶然にも、私もこのノート、ブックレビュー用として愛用しています。知られざる、東大生に人気のノート!なのでしょうか。たっぷり書ける上、色がアクセントにもなるおすすめの商品です。

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三つ目は、また別の一風変わったノートです。竹から作った紙でできている、その名も「竹紙ノート」。鹿児島の、ある工場の裏手に竹が生えすぎて困ってしまいました。そこで何とかこれを資源として活用できないか、ということで作られたのがこの竹紙ノートなのだそうです。素敵なエピソード付きの、独特な色合いのノートです。

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ところでこのお店、商品だけでなく、商品についている説明書きのPOPも見どころです。店長直筆のPOPがたくさんの商品についており、商品一つ一つへの愛情とこだわりを感じさせます。イラストもご自分で描かれているそうです。

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輸入先はどこが多いのかお聞きすると、全体的に多いのはドイツ製とのこと。ただ国ごとに得意分野があるようで、ドイツが筆記具に強い一方、ポーランドなど東欧は厚紙が得意なのだそうです。ポーランド製の厚紙を使った書類ケースもしっかりしたつくりで、ビジネスマンや学生におすすめです。

さらに店内をよくよく見てみると、文房具に限らず様々な雑貨が目に入ります。ベルギー製のトランプ、ドルトムントのスタジアムキット、サッカー選手のプロマイドシールなど。サッカーファンにはたまりませんね。さらにはドイツ製の温度計まで置いてあります。どれも外国の香りが漂う、わくわくするような小物たちです。

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最後に店長の寺村さんに、お店を始めたきっかけをお聞きしました。

「元々外国の文房具が好きで、自分で買い集めるうちに部屋がいっぱいになってしまったので、売ってみようと思いついたのがきっかけです。一番初めは、当時音楽雑誌の裏表紙に『ギター売ります!』みたいな広告があったんですね。そこで私も、『文房具売ります!』という広告を載せてもらったら、10人がカタログを取り寄せて下さって、うち4人が買ってくれたんです。それがとても嬉しくて、続けているうちにはまってしまいました。」

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鮮やかで可愛らしい文房具や雑貨に囲まれ、素敵な店長さんのお話も聞けた、記者にとっては大満足のインタビューでした。

皆さんも大学の授業に疲れたら、「外国の、街の文房具屋さん」に寄り道してみるのはいかがでしょうか。カフェも併設されているので、コーヒーを飲みつつ文房具を見つつ、放課後を過ごしてみるのも良いかも知れません。

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お店のHPはこちら!

→SCOS stationery’s cafe http://www.scos.gr.jp

〒113-0033 東京都文京区本郷5-1-5 1F
Tel:03-3814-7961 Fax:03-3814-7962

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