EVENT 2020年6月25日

「不自由」を自由に考える 東京大学制作展が7月3~6日にオンラインで開催

 東京大学大学院情報学環・学際情報学府の学生を中心に、多様な学生が芸術作品を公開する、東京大学制作展Extra2020「WHO ZIPS YOU?」が7月3~6日に開催されます。運営に携わる学生に、イベントの概要について寄稿してもらいました。

(寄稿)


  • イベントタイトル:東京大学制作展Extra2020「WHO ZIPS YOU?」
  • 日程:2020年7月3日(金)ー7月6日(月)

 

 

  • イベント案内文、プログラム:

 

 今夏、東京大学大学院情報学環・学際情報学府は東京大学制作展Extra2020「WHO ZIPS YOU?」を開催します。

 

 毎年、7月(Extra)と11月の2部構成で開催しており、7月(Extra)はオンライン開催となります。

 

 東京大学の学際情報学府を中心に様々なバッググラウンドを持つ学生がエンジニアリング、サイエンス、デザインなど広範な分野を横断した作品を公開します。

 

 今回は、「不自由」をキーワードに芸術表現に挑戦します。

 

 一口に不自由といっても、その意味は多様であり、語り手による共通の理解が成立しているわけではありません。

 

 我々が不自由に感じているものは、本当に不自由なのでしょうか?

 

 視点を変えれば、それは不自由ではないかもしれません。また、逆にいつも不自由に感じていないものは、実は不自由なのかもしれません。

 

 実に多様なありようを、作品を通じてご来場いただいた皆様に提示し、不自由とは何か?を考え、新たな視点を獲得する契機になることを願っております。

 

 

【作品情報】

 

作品:exhibition hall

 

 今回は東大制作展が2004年に誕生して以来初のオンライン開催となる。本作品では、オンライン上の展示空間における体験デザインとその実装に取り組んだ。視点や態度を変化させることで物事を多面的に捉える行為を「色眼鏡を変える」行為に見立て、ユーザーが能動的に色眼鏡を付け替えることで初めて各作品に出会うことができる導線を設計した。あなたがつけている色眼鏡は何色だろうか、あなたの不自由は何色だろうか。

 

作品:気配のふるまい

 

 私たちは、自由な時代に生きている。インターネットを通じ、今までなかった出会いや体験を得られるようになった。私たちは場所・時間を問わず人と繋がれることに気付けただろう。しかしそこは、必要最小限の要素だけが抽出され、無機質な空間になってしまっているのではないか。隣に人がいるという感覚や、光や風など周囲の環境によって生じる雰囲気を我々は共有できているのだろうか。この作品は人・環境が生み出す空気感を増幅することで、オンラインのなかで失ったものについて考えるものである。

 

作品:emotional distance

 

 オンラインでの交流が増えた現代。気軽さという自由と引き換えに、直接の交流と比べて相手の気持ちを感じとりにくい。自身の思いがうまく相手に伝わらないという不自由を感じたことは無いだろうか。本作品は、そのような感情の伝搬を色で表現した作品である。バーチャル空間において、あなたは感情を表す色自体になる。他者との交流により色が混ざり合うことで、あなた自身も変容していく。そして、部屋を出る頃には、最初とは違う自分になっているはずだ。

 

and more…

 

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