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2022年9月24日

【競泳】インカレ 成長続く競泳陣から6人出場

 第98回日本学生選手権水泳競技大会(インカレ)が8月28〜31日、東京辰巳国際水泳場で開催され、東大水泳部競泳陣からは6人が出場した。いずれも決勝進出とはならなかったが、4×100mフリーリレー(予選)の第一泳者として100m自由形を泳いだ前田英俊(経・3年)が自己ベストとなる53秒11を記録した。(取材・川北祐梨子)

 

 大川和真(医・4年)は昨年に続き2度目のインカレ出場。大会初日には「決勝進出が目標」と宣言していた50m自由形の予選レースがあったが、自己ベストに0.4秒以上及ばない23秒85のタイムで57位に。「自分の小物さを痛感」したと振り返った。100m自由形でも予選突破とはならず「もっと努力して、速くなる」と次のシーズンに向け決意を新たにした。大川は医学部生のため6年生まで競技者登録ができるが、大会規定によりインカレは今回で最後の出場となった。

 

 松本恭太郎(理I・1年)、益子裕太(理II・1年)は部内で「将来のエース」と目される大型新人。今大会、松本は100m平泳ぎ、4×100mフリーリレー、4×100mメドレーリレー、200m平泳ぎ(いずれも予選)と4種目に出場するも、自己ベスト更新はならず「不甲斐ない結果」と切り捨て「この半年の自分を反省するいい機会」だとした。益子は4×100mメドレーリレーの第一泳者として100m背泳ぎを泳いだ他、個人種目の100m背泳ぎ(いずれも予選)にも出場。どちらも59秒台で、58秒90の自己ベストには及ばなかった。「自分の実力のなさを痛感しました。今のままでは完全に小物」と悔しさをにじませた。

 

会場となった東京辰巳国際水泳場にて。左から、野村、大川、益子(写真は水泳部競泳陣提供)

 

 野村理玖(工・3年)と前田はインカレ初出場の3年生。野村は3日目の4×100mメドレーリレーの第三泳者として100mバタフライを泳ぎ、タイムは56秒95。「引き継ぎのリアクションが遅かったので、来年に向けて修正していきたい」と口にしながらも、この種目では8月に行われた三つの公式大会全てで56秒9台を記録し、安定感のある泳ぎを見せた。一方、自己ベストを更新した前田は今大会を終えて「ようやくインカレの舞台が経験でき、とてもうれしかった」とし、同時に「トップ選手との大きな差を痛感した。来シーズンはしっかり活躍できるように練習を積んでいきたい」と今後の抱負を口にした。

 

 堀壮介(文III・2年)もインカレ初出場。4×100mフリーリレーの第三泳者を務めるも、関東学生選手権水泳競技大会(関カレ)でのタイムから1秒近く遅れた54秒01で次の泳者につないだ自身のレースを「悔いの残るものになった」と振り返る。「自分と同世代の人たちがまぶしく活躍しているのを見て、自分ももっと強くなりたいと思いました」

 

前田(中央)と堀(右)。自己ベストを更新した前田は、9月からの新シーズンで水泳部の全体主将を務める(写真は水泳部競泳陣提供)

 

 

 悔いの残る選手が多い大会になったが、1年前のインカレに水泳部競泳陣から出場した選手は大川ただ一人。今大会はリレー2種目に加え、1年生2人も出場を果たしており、競泳陣全体のレベルアップが顕著に現れた大会だった。来年のインカレでのさらなる躍進が期待される。

 

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