スポーツニュース

2016年6月20日

東大から33年ぶりの大学日本代表 硬式野球部・宮台投手「チームの戦力に」

 全日本大学野球連盟は6月19日、7月12~17日に行われる第40回日米大学野球選手権大会の代表選手24人を発表し、東大から宮台康平投手(法・3年)が選ばれた。背番号は16。東大の選手の選出は『NHKニュースウォッチ9』元キャスターの大越健介さん以来33年ぶりとなった。宮台投手は「チームの戦力になれるように全力を尽くす」と意気込んだ。

 

 宮台投手は東京六大学野球の2016年春季リーグで、主に1回戦の先発として6試合に登板。初戦の早稲田大学戦で東大新記録となる13奪三振をマークすると、立教大学戦で東大の投手としては05年以来の完封勝利を挙げた。4完投で2勝を挙げ、リーグ4位の防御率2.05、同5位の39奪三振を記録するなどの活躍が光り、一塁手の田口耕蔵選手(育・3年)と共に代表候補に選ばれて6月17~19日の選考合宿に参加していた。

 

開幕戦となった4月9日の早大戦1回戦では13三振を奪う好投を見せた宮台投手
六大学野球の開幕戦となった早大戦1回戦で13三振を奪う好投を見せた宮台投手

 

 選考合宿では、初日となった17日の紅白戦に先発として出場。二回に連打でピンチを招いて暴投で1失点を喫したものの、自己最速の148キロをマークし空振り三振も奪うなどアピールした。2回を投げて3安打1失点ながら実力が認められ、19日の代表選手発表会見で24人に選ばれたことが発表された。横井人輝代表監督は宮台投手を先発起用する予定だという。

 

●宮台投手のコメント

――日本代表に選ばれた感想は

 選んでいただいて大変光栄です。

――合宿に参加した感想は

 野球のレベルの高さを実感しました。普段の練習ではなかなか味わえない雰囲気の中での生活は僕にとって貴重な経験になりました。

――合宿ではどのようなアピールができたか

 何がアピールになったかは分かりません。僕は自分のできることを精一杯やっただけです。

――日米大学野球選手権大会への意気込み・抱負を

 チームの戦力になれるように全力を尽くします。

 

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