EVENT 2015年11月20日

「祭は旅だ。」第66回駒場祭 明日21日から

 明日21日から23日まで、駒場祭が開催される。毎年11月に行われるこの祭りは、今年で第66回を迎えた。3・4年生が中心の五月祭と比べ、1・2年生が主役の駒場祭は、例年若い東大生のエネルギーに満ちた催しになっている。駒場祭の公式サイトによれば、今年は「祭は旅だ。」をテーマに、予想外の出会いに彩られた旅のように、「様々な可能性に満ちあふれた祭」を目指す。

駒場祭委員の方が撮影に協力してくれた

 駒場祭の企画の中では、ミスコン・ミスターコンが目玉とされることが多いが、他にもオリジナリティに富んだ企画がたくさんある。以下では、先週の東大新聞紙面から転載で、そんな駒場祭企画の中でも一風変わった企画をご紹介したい。

 

【古今折衷】あの名曲を和楽器で

古今折衷

 格式高い雰囲気。知らない曲。私たちは普段聴く機会の少ない和楽器に敷居を感じて敬遠しがちだ。この現状を変えようと集まった有志が古今折衷だ。

 彼らが駒場祭で披露するのは、和楽器による現代曲の演奏会だ。『千本桜』や『ルパン三世のテーマ』など、なじみ深い曲を和楽器用にアレンジ。尺八や三味線など多様な和楽器で演奏する。「聞き覚えのある曲だと、お客さんも楽しんで聞いてくれます」と前代表の村田翔太朗さん(農・4年)は語る。

 浴衣や仮面を着用して演奏するなど、目で楽しませる工夫も凝らす。曲の合間に和楽器に関する説明やクイズを挟むなど、和楽器本来の魅力を伝えるのも忘れない。しかし一番大切なのは「楽しい雰囲気で演奏すること」と村田さん、代表の横山達也さん(工・3年)は口をそろえる。

 和楽器により親しんでほしいと、長唄研究会などから有志が集まったのが2年前。自団体の活動の合間を縫って練習した。初めは和楽の厳粛な演奏に慣れた演奏者の表情が固く、観客のなじみにくい雰囲気だったという。「演奏する側が明るくなければお客さんも来ない。自分たちがやりたくて集まったし、楽しんで演奏したかったです」と村田さん。演奏会を重ねるごとに曲の質は向上、雰囲気も明るくなった。最初の演奏会は観客が10人ほどだったのが、今年の五月祭は立ち見まで出る大盛況だった。

 今回の駒場祭は『紅蓮の弓矢』を披露するなど、初めてアンケートの要望にも応える。横山さんは「和楽器を知らない人に良さを知ってほしい。気軽に聞きに来てください」と笑顔で語った。

  • 場所:コミュニケーションプラザ舞台芸術実習室
  • 時間:23日 午後2時10~40分(午後2時開場)

 

【相撲部ちゃんこ屋(運動会相撲部)】相撲部も納得の量と値段をあなたに

相撲部

 駒場Ⅰキャンパスのラグビー場のすぐ近くにある建物、格技場。その1階で相撲部は週3回、活動している。稽古場内は「もっと腰を落とせ!」と指導者の掛け声が飛び交う、緊張した雰囲気。時に、きつさで顔をゆがませながら部員は真剣に稽古に励む。練習の厳しさが増すにつれ、「早くちゃんこを食べたい」という思いが部員の心を占めていく。

 「相撲部ちゃんこ屋」では、そんな相撲部一同が愛してやまない伝統のちゃんこを味わうことができる。駒場祭で提供されるちゃんこは部員が食べるものと全く同じ、タレから手作りの本格派。味は塩、みそ、カレー、しょうゆの四つの中から各日2種類ずつ、出店する2日間にわたって振る舞われる。「毎週作り慣れたちゃんこです。味は絶対保証します」と女子部主将の藤田杏奈さん(お茶の水女子大学・4年)は自信を持って話す。

 「相撲部ちゃんこ屋」最大の魅力は「相撲部が納得する量と値段」だ。普通盛りでも十分食べ応えがあるが、食いしん坊な人は無料で大盛りにもできる。大盛りとは具体的に「お椀によそえる限界の量」だと藤田さんは笑う。食べ終えた際には思わず「ごっつぁんです」とつぶやいてしまいそうなボリューム感。それでいて1杯300円程度と、良心的な価格設定だ。

 駒場祭が開催される11月下旬の平均気温はおよそ11度。とても寒い。加えて人があふれるキャンパス内を歩き回ればくたくたに疲れるし、お腹もすく。そんな時は、味よし、量よし、値段よしの「相撲部ちゃんこ屋」に急ごう。温かいちゃんこを食べれば、体力回復は間違いなしだ。

  • 場所:900番教室横③
  • 時間:22日(日)、23日(月)午前10時~午後5時(売り切れ次第終了)

 

(以上、東京大学新聞11月10日号から転載)

 

 今年の駒場祭にあたっては、広報のために、高クオリティな動画が続々と作成されている。動画の内容も、公式テーマソングPVからガイドツアー紹介まで幅広いので、ぜひチェックしてみてほしい。ここでは、『東京大学「第66回駒場祭」公式ショートPV』をご紹介する。

 動画を見て心をひかれたあなた、今週末は渋谷から井の頭線で二駅、普段と違う活気にあふれた駒場キャンパスを訪れてみては?

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