COLUMN 2018年2月2日

競技の様子はまるで「雪上のF1」 平昌五輪「アルペン」の見どころ

 2月9日から開催される平昌オリンピックに合わせ、東京大学運動会の各団体に競技の見どころについて執筆してもらいました。今回は「スキー部」による「アルペンスキー」についての寄稿です。

 

写真はスキー部提供

 

 アルペンスキーは雪上のF1とも言われ、スキー競技の中で最もスピード感があり、スリリングな競技です。この競技では日本ではあまりメジャーではありませんが、ヨーロッパではサッカー、ロードレースと並んで三大スポーツとして多くの競技者がいます。今回はこのアルペンスキーの見どころ、注目選手などを紹介したいと思います。

 

 まず、この競技の種目を紹介していきたいと思います。ほとんどの選手は技術系と呼ばれるスラロームとジャイアントスラローム、高速系と呼ばれるスーパーG、ダウンヒルのどちらか2種目に出場します。まずは技術系から紹介します。スラロームはスピードこそそこまで出ませんが、最も技術を求められ、ポールを倒す様はとてもアグレッシブです。ジャイアントスラロームはスラロームより丁寧に動くことが求められます。スピード感満載です。一方、高速系はどちらも時速100kmを超えます。恐怖との闘いであり、技術系とは違った滑り方が求められます。

 さて次に注目選手を紹介したいと思います。男子は技術系については、現在トップ2人はほぼ変わらない状態で、ここ数年W杯の総合優勝をしているオーストリアのマルセル・ヒルシャーと若手ノルウェーのヘンリック・クリストファーセンです。ヒルシャーは力強い、直線的なライン取りが、クリストファーセンはターン技術の正確さが強みです。技術系は間違いなくこの2人が上位に食い込んでくるでしょう。それに追随してスラロームでは、最近調子を上げているオーストリアのミハエル・マット、ジャイアントスラロームではフランスのアレクシス・パンチュローなどが有力選手です。高速系については、ノルウェーのアクセルルンド・スィビンダール、チェテル・ヤンスルーなどが優勝候補でしょう。女子に関しては、アメリカのミカエラ・シフリンが頭一つ抜けているように感じます。男子に負けない力強い滑りに期待です。

 

 こうして見るとオーストリア、フランス、ノルウェーに速い選手が集まっています。しかし、日本選手も負けてはいられません。現在、出場が確定しているのは男子スラローム:湯浅直樹選手、男子ジャイアントスラローム:石井智也選手、女子スラローム:安藤麻選手、女子ジャイアントスラローム:石川晴菜選手の4人です。特に湯浅選手は昨年W杯でトップ10に入っている実力者なのでメダルに期待したいです。

 

東京大学運動会スキー部

副将、アルペンパート主任 原田 将寛

 

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【東大運動会平昌五輪寄稿】

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