スポーツニュース

2018年6月26日

アメフト オープン戦最終戦で防衛大に完敗 オープン戦は計3勝4敗

 アメリカンフットボール部(関東学生1部リーグBIG8)は6月23日、オープン戦第7戦を防衛大学校(関東学生3部リーグ)と防衛大学校グラウンドで戦い、0―29で完敗した。今回の試合は主に控え選手や下級生が出場するJV(Junior Varsity)戦。土のグラウンドが雨でぬかるむという悪条件もあってか、東大はスナップの後逸やファンブルなどミスが多発。自力での攻撃権更新が2回にとどまった。これで東大は今季のオープン戦を全て終え、3勝4敗(うちJV戦が1勝1敗)となった。

 

東 大|0000|0

防衛大|81407|29

 

 東大は試合開始直後、相手がキックオフしたボールをいきなりファンブル。防衛大にボールを奪われ、タッチダウン(TD)まで残り5ヤードまで迫られる。ここは相手がこぼしたボールを奪うことで何とかしのぐも、直後の攻撃ではほとんど前進できず、4回与えられる攻撃権の4回目では陣地回復のためのパントを選択。しかし最前列の選手がスナップしたボールはパントを蹴ろうと待ち構えているパンターの頭上を越え、自陣のエンドラインの外へ。ミスが積み重なり、試合開始わずか3分ほどで2点の先制を許してしまう。直後の守備ではTDで点差を8点に広げられ、東大にとっては厳しい立ち上がりとなる。

 

第1Q、ロングパスを通されTDを許す(撮影・児玉祐基)

 

 第1クオーター(Q)後半、東大はクオーターバック(QB)のボストロム丞慈選手(文Ⅰ・2年)が、フィールドのやや左前で待ち構えていた鈴木陽斗選手(文Ⅱ・2年)へ丁寧なパスを通し、この試合初めて攻撃権を更新する。その後も果敢にパスを選択する積極的な姿勢を見せ、相手の反則にも助けられ敵陣まで攻め込むことに成功。直後の守備でもこの試合初めて自力で相手の攻撃を食い止めるなど、苦しみながらも徐々にいい形を作ったところで第1Qを終える。しかし第2Q開始と同時に始まった攻撃では、再びパントの際にボールがパンターを飛び越えてエンドラインを割り、2点を献上。つかみかけていたリズムを自ら逃してしまった。

 

第3Q、スナップしたボールがまたもパンターの頭上を越える。ここは何とかパンターがボールに追い付いた(撮影・児玉祐基)

 

 その後は完全に防衛大ペース。東大はランでなかなか進めずパスで巻き返そうとするも、ファンブルが多発。山なりの軌道が災いしてインターセプトも2度食らってしまった。結局第2Q以降、攻撃権を更新できたのは第4Qの1回のみ。その1回も、攻撃権更新直後にファンブルしたボールを相手に奪われたことで無に帰した。守備陣は相手のステップへの対応に苦しみ、せっかくタックルが当たっても押し返されてしまう場面も目立った。

 

第4Q、八木透選手(理Ⅰ・2年)がパスキャッチに成功し、攻撃権を更新。しかし直後にファンブルで攻撃権を失う(撮影・児玉祐基)

 

(小田泰成)

 

◇森清之ヘッドコーチ(HC)の話

 

──本日の試合をどう見るか

 雨天で土がぬかるんだグラウンドという悪条件下でもできることを探し、実行してほしかった。精神的な弱さも出たのかもしれない。

 

──オープン戦の総括をお願いします

 昨年主力だった選手が今年もレギュラーに名を連ねているし、昨年の成果(注:森HCは今年で就任2年目)も蓄積されているので、昨年のオープン戦終了後より部全体のレベルは高い。ただ、強豪校と張り合うにはもう数段階上にたどり着く必要がある。そういう意味では、選手自身に「去年よりはうまくいくだろう」という油断が垣間見えるのは残念だ。

 

◇楊暁達主将(工・4年)の話

 

──本日の試合を振り返って

 ルールの理解度も含めて、全体的に低調だった。

 

──秋のリーグ戦に向けての課題は

 4年生の気概が足りない。部員の中で一番アメフトに時間を割けるはずなのに、他の部員とさほど取り組みの差がないのでは。改善する必要がある。

 

 技術や体力など、他の部分もまだまだ。リーグ戦に突入するとまとまって基礎を固められる時間が取れないので、秋までに完成させたい。

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