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2016年11月14日

ラクロス男子、慶大にリーグ決勝で大敗 一時リードなど中盤まで互角

 ラクロス部男子(関東学生1部リーグ)は12日、決勝トーナメント決勝戦(FINAL)を慶應義塾大学と戦い、6―12で大敗した。第2Q(クオーター)に一時逆転するも後半は防戦一方となり点差が開いた。準優勝は5年ぶりで、2005年以来の関東学生1部リーグ優勝はならなかった。

 

慶大 3 2 3 4 |12

東大 0 5 0 1 | 6

 

 第1Q序盤、ボールを積極的に奪い東大がボールを支配するも得点はできない。するとゴール前で慶大にボールを奪われ始め、カウンター攻撃などで開始9分から14分の間に3得点を許す。

 

第2Q、近藤選手のチーム初得点で反撃ののろしを挙げる(撮影・竹内暉英)
第2Q、近藤選手のチーム初得点で反撃ののろしを挙げる(撮影・竹内暉英)

 

 しかし第2Q、東大は再びボールを支配し、敵守備陣の間を抜けるパスを受けたゴール前の近藤駿一選手(法・4年)が得点。その後は、走力とサイドを素早く変えるパスがうまくかみ合い、鐵見周平選手(工・4年)の得点や近藤選手の追加点で、第2Q残り7分で3-3の同点に追いつく。1失点するも鐵見選手がゴールの端を狙ったシュートで残り5分で再び同点となり勢いを渡さない。残り2分で恩田将維選手(工・4年)がゴール前でパスを受け素早く放ったシュートで1点リードする。波に乗りたい東大だったが、慶大にボールを奪われると一気に攻め込まれ失点し、5-5で試合を折り返す。

 

恩田選手(#20)のシュートがネットに突き刺さり逆転に成功(撮影・竹内暉英)
恩田選手(#20)のシュートがネットに突き刺さり逆転に成功(撮影・竹内暉英)

 

 第3Q序盤はボールの奪い合いとなるもシュートが決まらず硬直した展開。しかし中盤に慶大が難しい角度からのシュートで得点したのを皮切りに慶大が勢いに乗り、東大守備陣を次々と突破しで合計3得点。一方の東大はボールを持ってもパスがつながらずにボールを失いシュートチャンスを作れない。第4Qも反則やシュートの連携ミスなどでボールを保持できず攻め手を欠く。慶大が長時間攻め続けて4得点を加え、6点差の大敗となった。

 

第3Qに慶大に3連続得点を許し、5-8と苦しい展開に(撮影・竹内暉英)
第3Qに慶大に3連続得点を許し、5-8と苦しい展開に(撮影・竹内暉英)

 

(横井一隆)

 

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