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2016年10月11日

ラクロス男子、7年連続の決勝トーナメント決定 リーグ最終戦で青学大に快勝

第2Qに鐵見選手が2得点を決め青学大を突き放した=1日、駒沢補助競技場で(撮影・横井一隆)
第2Qに鐵見選手が2得点を決め青学大を突き放した=1日、駒沢補助競技場で(撮影・横井一隆)

 

 ラクロス部男子(関東学生1部リーグ)は1日、リーグ最終戦の第5戦を青山学院大学と戦い、10―3で勝利した。ブロック2位の東大は関東学生1位を決める決勝トーナメント1回戦(FINAL4)に進出し、早稲田大学と11月3日に戦う。

 

東 大 2323 | 10
青学大 0210 | 3

 

 試合開始約1時間前にブロック3位の一橋大学が勝ち3勝2敗とし、2勝1敗1分けの東大はFINAL4進出に向けて勝ちが絶対条件に。青学大も1部2部入れ替え戦を避けるには負けられず、ゴール前で激しく体を寄せる。東大も金山暖選手(育・4年)を中心に高い守備位置で相手に圧力をかける。すると第1Q(クオーター)10分、ボールを奪った金山選手が起点となり品川選手(法・4年)が先制。しかし第2Q中盤まで2点ずつ取り合い青学大を突き放せない。

 

 流れを引き寄せたい東大は第2Q終盤にチームタイムアウトを取った後、ゴールから離れた位置からのシュートを立て続けに放ち、鐵見周平選手(工・4年)、吉野潤選手(経・3年)がそれぞれ1点を奪う。

 

 後半に入り、青学大はファールを連発しゴール前の堅い守りも崩れ始める。東大は品川選手の守備陣の裏を突くパスやゴーリーのセーブからの速攻など多彩な攻めを見せ、近藤駿一選手(法・4年)の3得点などで青学大を圧倒。守備では効果的なパスカットでほとんどシュートを打たせず、7点差で勝利した。

 

 東大はこれで7年連続のFINAL4進出。対戦相手の早稲田大学は東大と別ブロックの1位で、5月に行われた五月祭試合では8―7で東大を破っている。

 

(児玉祐基)

 

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2016年10月12日 18:00 【記事修正】 近藤駿一選手の所属を「法」に修正しました。

 


この記事は、2016年10月11日号からの転載です。本紙では、他にもオリジナルの記事を掲載しています。

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