学術

2020年3月26日

【東大新聞オンラインPICK UP】〜健康・医療編〜 健康や医療を多角的に考える

 新型コロナウイルス感染症(COVID―19)が猛威を振るう中、健康や医療に対する関心が高まっている。今回は、医学や心身の健康を特集した東大新聞オンラインの記事をいくつか紹介。興味のある記事は本文を読んでほしい。

 

 健康な生活を送るには、各人の努力が必要不可欠だ。記事「寒い冬にも体を動かして 手軽に始める運動のススメ」は、日常的な運動の重要性に迫り、東大やその周辺で手軽に運動できる施設を紹介。「運動不足を世界からなくすこと」を目標に掲げる鎌田真光助教(医学系研究科)に運動を日常生活に取り入れることの意義とその促進について話を聞く。さらに、近年学生や会社員など幅広い層から人気を集めるボルダリングのジムを訪ね、その魅力を探る。東大内で利用できるトレーニングジムも併せて紹介する。

 

 食生活を整えることも忘れてはならない。記事「Dr.シェフのおだいどこ④くだものを食卓に」では、東大医学部出身で仕事と家事を両立する山崎康太郎さんが簡単に作れるレシピを紹介。一人暮らしの学生に不足しがちな果物を取り入れたスープやサラダなど、シンプルながら具だくさんでおいしい料理を伝授する。意外な食材の組み合わせが豊富で、中でもビシソワーズ(じゃがいもの冷製スープ)に桃を加えた「桃ビシソワーズ」は必見。ぜひ記事を読み他の料理にも挑戦してみてはいかが。

 

 身体の健康を考える上では心の健康も重要だ。記事「駒場学生相談所相談員に聞く ストレスと向き合うには」では、駒場学生相談所で学生の悩みと向き合った経験を持つ橋本和典特任准教授(立教大学)に取材。「ストレス社会」とも呼ばれる現代でストレスと上手に向き合うためには、どのような意識を持てば良いのか。自分のストレスについて思考を整理し、前進するために重要な心の在り方について掘り下げる。

 

 各人の自助努力に加え、周囲や社会の協力も、健康を維持・促進するための鍵となる。記事「個人、企業、社会全体が取り組みを 女性の健康問題への向き合い方」は、女性特有の健康問題に焦点を当てる。周産期医学を専門とする甲賀かをり准教授(医学系研究科)に産婦人科の受診やセルフモニタリングの重要性について聞く。さらに女性の社会進出が加速する中、企業における女性の健康への配慮を推進する経済産業省の職員に話を聞き、どのような環境作りが必要なのかに迫る。

 

 医療技術での東大の活躍も見逃せない。記事「WINGS-LST/GPLLI Joint Colloquium 2019 生命科学のミステリーに挑戦 医工薬理の大学院学生が知を結集」は、医工薬理の大学院生が集い異分野間で交流したイベントの模様を伝える。WINGS―LSTは、東大の医工薬理各研究科から選抜された大学院生が講義、実習を通して生命科学研究の国際的なリーダーを養成するプログラムだ。学生らは4、5人のグループを作り、生命科学分野における「未解決」課題について議論。多分野の学生たちがアイデアを出し合いながら、どのような切り口や技術で課題を解決できると結論付けたのか注目だ。

 「東大新聞オンラインPICK UP」は東大新聞オンラインに掲載された過去の記事から、特定のテーマに沿ったお薦めの記事を紹介するコーナーです。

 

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